感謝の心を原点に次の100年へ – 天理ラグビー100周年記念式典
2026・2/18号を見る
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天理ラグビークラブ主催の「天理ラグビー100周年記念式典」が2月8日、天理大学杣之内第1体育館で開かれた。
これは、大正14(1925)年に旧制天理中学校(現・天理高校)と天理外国語学校(現・天理大学)にラグビー部が創設されたのを嚆矢とする“天理ラグビー”が、昨年、100周年を迎えたことを記念するもの。当日は、天理ラグビークラブ会長の中山大亮様ご臨席のもと、山神孝志・日本ラグビー協会最高事業統括責任者など来賓を招き、管内学校のラグビー部員やOB、関係者ら約800人が出席した。
若者に夢と誇りを与えて
式典の冒頭、大亮様があいさつに立たれた。
大亮様は、中山正善・二代真柱様が在学された旧制大阪高等学校で、ラグビーと出合われたことに始まる天理ラグビーの歩みを振り返られた。
その中で、天理高・天理大ラグビー部の全国大会優勝などの輝かしい歴史がある一方で、先の見えないような苦しい状況を乗り越えてきたことにふれたうえで、100年間、天理ラグビーに携わった人々に対して感謝の言葉を述べられた。
続いて、二代真柱様がかりものの身体を大事にするうえからスポーツを奨励されたことを踏まえ、「当たり前のように走り、ぶつかり、そして全力でラグビーを楽しむことができる身体、健康に感謝する心こそが、われわれ天理ラグビーの根っこにある思いだと感じる」「100年という節目の中で、あらためて『ラグビーを通して健康であることに感謝する』という原点に立ち返りたい」と語られた。
最後に大亮様は、管内学校のラグビー部はこれからも全国制覇を目指し、世界に通用する天理ラグビーに進化していくとして、「新たな100年の物語を、ここにお集まりの皆さまと共に紡いでいきたい」と、あいさつを締めくくられた。
この後、西浦忠一・学校法人天理大学理事長のあいさつに続き、山神氏が祝辞に立った。
山神氏は「天理ラグビーの100年は、ラグビーの歴史の中でも特別な意味を持つ100年であると感じる」として、「これからの100年においても、天理ラグビーが日本ラグビーの礎であり続け、多くの若者に夢と誇りを与えてくださることを心から期待する。日本ラグビーフットボール協会としても、その歩みに寄り添い支えていきたい」と話した。
この後、天理ラグビーの歩みを振り返るメモリアルビデオの上映や功労者表彰のほか、ラグビージャーナリストで『ハルのゆく道』(道友社刊)の著者である村上晃一氏と管内学校ラグビー部OBによる記念のトークショーが行われた。会場に集った天理のラガーマンたちは、これからの天理ラグビーの発展を期し、次の100年に向けて一手一つに歩みを進めることを誓った。







