廃寺の桜と世紀の美女 – 山の辺の道 心の景
天理駅から南東へ約3キロの里山に、かつて「西の日光(東照宮)」と呼ばれた大伽藍があった。寺の名は内山永久寺。創建は平安時代の永久年間。「永く久しくあれ」、そんな未来がこの名に託されたことだろう。 とこ・・・
天理駅から南東へ約3キロの里山に、かつて「西の日光(東照宮)」と呼ばれた大伽藍があった。寺の名は内山永久寺。創建は平安時代の永久年間。「永く久しくあれ」、そんな未来がこの名に託されたことだろう。 とこ・・・
「この冬、天理大学ラグビー部が素晴らしい活躍を見せ、初の日本一になりましたね。チームスローガンは『一手一つ』だそうですが、どういう意味ですか?」と、理髪店のお兄さんに聞かれました。 ◇ 「一手」にも「・・・
天理教教祖・中山みき様は、寛政10年(1798年)4月18日、大和国山辺郡三昧田(現・天理市三昧田町)にお生まれになりました。 そのときの様子は、次のように記されています。 御誕生の四月十八日は、もと・・・
母子草(御形)は春の七草の一つに数えられ、春をすぐさまイメージしますが、父子草は、あまりにも地味すぎて目立つ存在ではありません。 そこで今回、夫婦仲睦まじく、一緒に活けてみました。 写生場所……わが家・・・
北国の春は、梅と桜が同時に咲くといわれます。そんな津軽地方で生まれ育った天理教の教会の前会長は、幼いころ虚弱で病気がち、青年期には結核を患い、老年に至って大きながんの手術を受けました。 病気に苦しめら・・・
4月。新入学の小さな子供たちが、ランドセルを背負って登校していきます。背負っているのか、背負われているのか分からないような後ろ姿が危なっかしく見えて、思わず「気をつけて!」と声をかけたくなります。 子・・・