天理時報2024年6月26日号6面
【ようぼく一斉活動日の各地リポート ネット「お道のニュース」で順次公開】既報の通り、2回目の「ようぼく一斉活動日」は6月1、2の両日、国内外の会場で実施された。インターネット「天理教ホームページ」および「天理時報オンライン」の「お道のニュース(各地ニュース)」では、各地からの「ようぼく一斉活動日」のリポートを順次アップしている。これは、教区・支部の道友社友から寄せられた記事と写真をもとに編集し、「リポート『教祖140年祭ようぼく一斉活動日』第2回」と題して公開しているもの。この記事では、当日の会場となった場所や参加人数のほか、会場別プログラムの内容などを掲載。一つのリポート記事で数カ所の会場の様子をまとめて紹介しており、各地で教祖140年祭の三年千日活動に弾みをつける教友の姿を写真付きで読むことができる。リポート記事は19日現在、「その11」まで公開されており、今後も順次公開していく予定。「お道のニュース(各地ニュース)」は下記URLからhttps://www.tenrikyo.or.jp/yoboku/omichi-news-cat/local-news/年祭活動/, 【食・七変化 – 世相の奥】海外できみょうな日本料理を見かけ、あきれたことがある。こんなものは、もう和食じゃない。下手物だ。たとえば、トウフでチャーハンをつつむ「イナリズシ」などを食べて、そう思う。おりめただしい日本食を、ちゃんとあちらにもつたえるべきだ。このまま、放置しておけば、とんでもない料理がまかりとおることになってしまう。そんな声も、よく耳にする。京都の調理人たちには、海外むけの啓発活動へのりだす者もいる。たとえば、出し汁の正しいとされるpH濃度などを、つたえたりして。しかし、私はこういう対応になじめない。私たちじしんの食生活をかえりみた時に、抵抗を感じる。たとえば、スパゲティを想いおこしてほしい。日本人は、しばしばタラコのスパゲティをこしらえ、食べてきた。海苔と卵のノリタマスパゲティも、われわれの食卓にはよくでる。あるいは、野沢菜のスパゲティも。けっこう、好き勝手に加工してきたのである。考えてほしい。あんなスパゲティが、本場のイタリアにあるだろうか。そして、イタリアのシェフは日本型のスパゲティを、とがめてこなかった。見すごしている。日本側も、あちら流に変形された疑似和食への言いがかりは、ひかえよう。海外の料理を日本化しつづけてきた日本の料理界に、文句を言う権利はない。先日、イタリアがえりの人から、納得できない話を聞かされた。いわく、ミラノに寿司の店があったという。こっけいな品は、あまりおいていない。だが、板前に日本人はひとりもいなかった。みな、外国人である。あれでは、きちんとした寿司ができない。そう言われ、私は違和感をいだいた。日本にも、イタリア料理店はたくさんある。本格イタリアンを標榜するところも、少なくない。そして、そういう店でも、たいていシェフは日本人である。だが、イタリア人じゃないからだめだと言う人は、まずいない。日本人のこしらえる本場の味もありうると、思われている。あちらの寿司をとやかくは言えない。と、そう反論はしなかった。だが、だまっていると鬱憤もたまってくる。申しわけないが、そのぶんを、ここへ書かせていただいたしだいである。, 【夫に頂いたご守護に報いたいと – 読者のひろば】昨年2月、最愛の夫が出直しました。思い出の写真を見返すと、夫が出直すまでに頂いたご守護の数々が心に浮かびます。4年前のある日、夫が突然意識を失って倒れました。命の危機を感じ、無我夢中でおさづけを取り次がせていただくと、奇跡的に意識が回復したのです。その後の検査で、夫は末期の肺がんであることが判明し、抗がん剤治療を受けることになりました。私は夫の身上平癒を祈って幾度となくおさづけを取り次ぎました。つらい痛みに耐えていた夫はその後、専門の医師から痛みを和らげるケアを受けられるようになり、がんの発見から3年もの間、命をつないでいただきました。夫の出直しはつらかったけれど、夫と過ごしたかけがえのない時間を頂けたことに、親神様・教祖の親心を感じて、感謝の思いが胸に募ってきました。その後、昨年9月におぢばへ帰らせていただき、本部神殿にぬかずいたとき、なんとも言えない温もりを感じて、思わず涙があふれてきました。そして、親神様・教祖から頂いた数々のご守護に、なんとしても報いさせていただきたいと強く思いました。現在、私の身近なところに、身上・事情で悩んでいる人が数多くいます。これからは、難渋を抱える人の心に寄り添い、一人でも多くの人が陽気な心になれるよう、人だすけに励んでいきたいです。, 【被災者のたすかりを願い今後も – 読者のひろば】金沢市の所属教会に住み込んでいます。能登半島地震が発生した1月1日、激しい揺れにより教会建物の壁が一部崩れ落ちるなどの被害に見舞われました。その後、石川県内の状況が徐々に明らかになるにつれて、想像していたよりもはるかに大きな被害が広がっていることにショックを受けました。こうしたなか、ニュース番組などで厳しい避難所生活を送る被災者がいることを知り、何か被災者のためにできることはないかと考えていたとき、石川教区婦人会の会員有志が、避難所などに届ける弁当を手作りするひのきしんを始めると聞き、すぐに参加を決意。3月まで月2回行われたひのきしんに協力しました。その中で、ひのきしんに携わるすべての人が「被災者に少しでも喜んでもらいたい」という一心で一手一つに取り組む姿を目の当たりにし、お道の信仰者の「人をたすける心」を肌身に感じました。このたびの地震について、教会の会長さんから「親神様から、より一層の成人を急き込まれているのだと思う」と聞かせていただきました。教祖140年祭活動2年目のいま、親神様の思召を思案し、一人でも多くの被災者のたすかりを願って、今後も積極的に支援活動に携わっていきたいと思います。