天理時報2024年6月26日号3面
【神様との約束を第一に – この旬に一歩成人】梶間 歩さん(32歳・紀上分教会長後継者・和歌山市)天理大学卒業後、母校である天理教校学園高校の職員を経て、昨年、自教会に戻った。現在は、敷島大教会の青年会行事や支部の行事などに積極的に参加している。そんななか、青年会敷島分会が今年1月から2月にかけて実施したタイ布教に参加した折、共に海を渡った先輩の一人が、教祖140年祭に向かう三年千日の心定めとして、毎日の路傍講演を続けていることを知った。期間中も、先輩は毎日「神様との約束だから」と時間をつくっては、日本語が通じない地で街頭に立った。にをいがけに苦手意識があった私は、その姿に感激し、「自分も何かさせてもらいたい」と強く思った。帰国後、自分にできる精いっぱいのにをいがけとして、毎日の神名流しを心に定めた。それからは神様との約束を第一に、「わずかな時間でも」と神名流しを続けている。実動の前には、人との接し方など、自らの通り方を省みて心のわだかまりをなくし、澄んだ心で神名を唱えられるよう心がけている。そうすることで、少しでもお道の信仰者としての良いにをいが伝わると信じて――。いまの目標は、年祭当日までに、にをいがけを通して出会った二人と共に修養科を修了すること。親神様・教祖にお喜びいただける姿に少しでも近づけるよう、目標達成に向けて、愚直に心定めを実行したい。, 【言葉で子供をしつけられない – 人生相談】Q. 小学生の息子をしつける際、言葉でうまく説明できずに悩んでいます。おつとめ中に神殿を走り回らないように注意しても、「なぜ駄目なのか」を分かりやすく伝えられません。こちらの意図を子供に理解させるには、どうすればいいでしょうか。(40代女性)A.「なぜ?」「どうして?」と、子供はよく質問しますね。答えに困ることもたびたびです。通称「なぜなぜ期」は、子供の成長のチャンスだとされます。創造力や思考力を養うための大切な時期であり、子供に対して真摯な態度で向き合うことが大事だといわれています。忙しくても、答えられる場合はその場で答える。答えを一緒に調べてみる。「どうしてだと思う?」と、逆に質問してみるなど、子供の目線に立って説明するとよい、と教えられます。反対に、忙しいからと答えを後回しにしたり、適当に答えたり、質問を否定したりするのはNGです。「なぜ?」は成長の絶好のチャンスだと思って、答える努力を続けてください。さて、「おつとめ中に騒いでは、なぜダメなのでしょうか?」。私自身は「おつとめは、親神様によって生かされている御礼と、困っている人のお願いやみんなの幸せを祈っているから、大切な時間なんだよ」と、分かっても分からなくても伝えてきたつもりです。「子供は親の背中を見て育つ」といわれます。子供を通して、自分自身のおつとめに対する姿勢を親神様から問われていると思い、真摯におつとめの大切さを伝えていけば、そのうち分かると思います。子供は聞いていないようで、意外と覚えているものです。回答者:平澤勇一(磐城平大教会長・福島教区長), 【創立100周年記念祭 – 本理世大教会】本理世大教会(入江和德会長・東京都新宿区)は5月12日、中山大亮様、中山はるえ様を迎え、創立100周年記念祭を執り行った。同大教会では、教祖140年祭に向けて「教祖のひながたを頼りに、毎日仕切って心の成人を目指そう」を活動方針に掲げ、大教会創立100周年に向けては「種をまく」「育てる」「実らせる」を実動の合言葉として、年祭活動とともに記念祭への歩みを進めてきた。当日は、真柱様のメッセージを、大亮様が代読。続いて、陽気に勇んでおつとめを勤めた。あいさつに立った入江会長は、大亮様、はるえ様に御礼申し上げ、参拝者に向けては「三年千日活動の後半も、教祖のひながたを頼りに、一手一つにつとめきりたい」と決意を述べた。この後、大教会100年の歩みを紹介したビデオや、鼓笛バトンの演奏・演技が披露された。(本理世大・德永社友), 【お詫び・訂正【立教187年カレンダー】】立教187年カレンダー「おやさとの四季」、ミニカレンダー「おやさと十二景」(A4およびA3サイズ)において、立教187年「こどもおぢばがえり」の開催期間の表示に誤りがありました。正しくは、7月27日から8月4日までです。お詫びして訂正いたします。, 【猛暑予報の夏 周囲に心を配ろう – 視点】2023年7月、世界の平均気温が観測史上最高を記録した。国連のグテーレス事務総長は「地球温暖化の時代は終わり、地球沸騰の時代が訪れた」と警鐘を鳴らしたことが大きな話題となった。日本でも観測史上最高気温を記録し、5月から9月までに熱中症で搬送された人数は全国で9万1千人余り、過去2番目に多かった。今夏も高温になる長期予報がすでに発表されている。いまから不安に感じている人も少なくないのではないか。環境省と気象庁は、危険な暑さが予想される場合、暑さへの「気づき」を国民に呼びかけ、熱中症予防行動を促す「熱中症警戒アラート」の運用を行っている。今年からは、さらなる危険な状況に備えて一段階上の「熱中症特別警戒アラート」を新設して運用を開始している。特別警戒アラートは、環境省の「熱中症予防情報サイト」で発表され、登録すれば、メールによる情報配信も受けられる。同省は「自助で熱中症予防行動をとることが基本ですが、気温が特に著しく高くなることにより重大な健康被害が生じるおそれがある場合には、自助による熱中症予防行動が難しい場合もあることから、家族や周囲の人々による見守りや声かけ等の共助や公助が重要となります」と呼びかけている。このアラートが発表されることがあれば、屋外やエアコンなどが設置されていない屋内での活動を直ちに中止や延期して、涼しい場所へ避難することはもとより、できるだけ周囲の人にも気を配って、必要な声かけや手助けを心がけたい。特に注意したいのが屋内にいる高齢者だ。高齢者は暑さを感じにくいうえに、発汗と血液の循環が低下し、暑さに対する耐性も低下しているといわれる。アラートの情報が届きにくいケースが少なくないと思われるので、積極的な声かけが重要だ。今年も厳しい暑さが予想されている。お道の者として、これを機に、より周囲に心を配り、身近なところでたすけ合いを実践する夏にしたい。(諸井)