天理時報2024年3月13日号6面
【しだれ桜ライトアップ2024 3月24日(日)スタート】昨年に引き続き、別席場前のシダレザクラの夜間ライトアップが今年も期間限定で実施される。親里の“サクラの顔”である2本の大シダレザクラを照らす催しとして、一昨年に始まった同企画。その幻想的なたたずまいを収めた写真や動画がSNS上に多数投稿されて反響を呼び、毎年、県内外から多くの人々が鑑賞に訪れている。今年は3月24日(日)スタート。午後7時から約1時間、ライトアップする。専用駐車場は北2駐車場(図参照)。最終日はシダレザクラの開花状況によって判断する(ネットで告知)。今年も別席場前のシダレザクラの映像が見られるライブカメラを設置します。天理教ホームページからご覧いただけます。2022年の夜間ライトアップの様子をご覧いただけますhttps://youtu.be/bXHqMmaBhdU, 【パンツと英語 – 世相の奥】とにかく明るい安村、という芸人がいる。ステージには、極小の下着だけをはいて、水着かもしれないが、登場する。身体をくねらせると、それが見えなくなる。少したるんだ腹にかくれ、全裸であるかのような印象をただよわす。しかし、四肢をのばせば、股間だけをおおう衣裳があらわれる。そこで、ひとこと。「安心してください、はいてますよ」。このきめ文句で、笑いをとる芸人である。さいきん、彼の出現が、イギリスの舞台で脚光をあびた。その様子は、私もテレビでたしかめたことがある。見ると、やっていることは、日本とかわらない。ただ、「はいてますよ」という台詞にたいする観客の反応は、ずいぶんちがう。あちらの人たちは「はいてます」の目的語を、全員で合唱していた。「パンツ!」と大声で。このリアクションは、アメリカだとおこりえない。イギリスだからこその歓声である。アメリカ英語のパンツはズボンをさす。下着類はしめさない。トレパン、トレーニングパンツというさいのパンツが、彼らにとってのパンツとなる。あるいは、ジーパン、ジーンズパンツのパンツでもある。下着の場合は、アンダーパンツやショーツと言いかえる必要がある。いっぽう、イギリス英語では下着だけがパンツになる。ズボンはトラウザーズである。日本では柄パン、紐パンなどという時のパンツが、イギリス人にとってのパンツとなる。英米の人びとは、たがいの相違を知っている。また、どちらも自分たちのほうが正しいという自負心を、いだいてきた。たとえば、ズボンがパンツになるアメリカのことを、イギリス人は見下している。安村氏のステージに、みなで「パンツ!」と声援をおくる。イギリスの観客は、そんな掛け声の一瞬に、ナショナリズムを満喫していると思う。彼のはいているものこそがパンツだ。アメリカ人はまちがっている、と。いずれにせよ、現代の日本には、英米どちらのパンツも存在する。トレパン的なパンツと紐パン的なそれが、同居している。パンツという言葉をめぐり、英米は日本で勢力あらそいをくりひろげてきた。このごろは、ややアメリカ英語が優勢になっている。安村氏は、そんな日本が世界へおくる、数少ないイギリス派かもしれない。, 【横綱・照ノ富士ら力士 “春場所”前に神殿参拝】大相撲・伊勢ヶ濱部屋の力士らが2月29日、親里を来訪した。40年以上にわたり、大阪で行われる三月場所では明愛分教会(森田忠明会長・大阪市)を宿舎としている伊勢ヶ濱部屋。“春場所”の初日を前に毎年、部屋の力士らが本部神殿で参拝している。今回おぢばを訪れたのは、元横綱・旭富士の伊勢ヶ濱親方(63歳・明愛分教会ようぼく)をはじめ、横綱・照ノ富士(32歳)、熱海富士関(21歳・東前頭二枚目)、翠富士関(27歳・東前頭五枚目)、尊富士関(24歳・東前頭十七枚目)、宝富士関(37歳・西十両筆頭)の6人。一行は本部神殿、教祖殿、祖霊殿で参拝した後、本部玄関で真柱様にご面会。歓談の場が持たれ、真柱様は10日から始まる春場所に向けて一同を激励された。今年の一月場所で4場所ぶり9回目の優勝を飾った横綱・照ノ富士は、本紙の取材に対し、「天理には何度も来ているが、毎回、新鮮な気持ちに浸ることができる。昨年はけがのために休場が続いたが、腐ることなく稽古を続けてきた甲斐があった。春場所も精いっぱい頑張って、優勝を狙っていきたい」と意気込みを語った。また、今回初めての来訪となる尊富士関は「神殿の礼拝場が想像以上に広かったことに、とても驚いた。良い結果を残して、来年も天理へ報告に来られたら」と話した。伊勢ヶ濱親方は「毎年、気持ちも新たに春場所に臨むために、おぢばへ帰らせてもらっている。今年も皆、一生懸命に頑張るので、ぜひ応援していただきたい」とコメントした。『すきっと』第37号に掲載された、横綱・照ノ富士のインタビュー記事がこちらからお読みいただけますhttps://doyusha.jp/jiho-plus/pdf/20240313_terunofuji.pdf