天理時報2024年3月13日号2面
【夫婦が心をそろえて歩む大切さ – おやのことば・おやのこころ】二ッ ふたりのこゝろををさめいよ なにかのことをもあらはれる「みかぐらうた」四下り目ジンチョウゲ2月中旬、桃の節句を前に、参拝場の後方に雛人形の飾りつけをしました。内裏雛のほかに金屏風、雪洞、桜橘のみのシンプルな雛飾りは、いまは亡き母の嫁入りとともに教会へやって来ました。長らく押し入れの奥にしまい込んでいましたが、私たち夫婦が結婚して教会に住み始めてからは、参拝者の目に入りやすい場所に飾るようにしています。数年前からは妻の発案で、人形の向きを互いに少しだけ内側に変えました。たったこれだけで、内裏雛の仲睦まじさが増したように感じられるから不思議です。先日、大教会で開催された「教祖140年祭教会長夫妻おたすけ推進のつどい」に夫婦で参加しました。プログラムの中で特に印象的だったのは、2カ所の教会の動きを取り上げたビデオです。年祭の旬にふさわしい実動を期して奮闘する教会長と、それを支えつつ自らも積極的に行動する配偶者の姿を通して、「二つ一つ」と教えられる夫婦が心をそろえて歩む大切さを、あらためて胸に治めることができました。この3月で結婚から丸11年を迎えます。掲出の「みかぐらうた」の「ふたり」の手では、一対の扇の面を神様のほうへ向けながら一歩、二歩と前進します。雛人形さながらに常にすまし顔とはいかなくても、心はしっかり神様のほうを向いて、教会長夫妻として初めて迎える年祭活動の歩みを共に進めていきたいと思います。(榊), 【第2回(6月1日、2日)の会場一覧「教区・支部情報ねっと」に公開 – ようぼく一斉活動日】6月1日、2日のいずれかの日程で行われる第2回「ようぼく一斉活動日」(主催=教会本部)の会場一覧が1日、インターネット上の「教区・支部情報ねっと」で公開された。「教区・支部情報ねっと」から第2回「ようぼく一斉活動日」の会場一覧を見ることができる2023年10月に第1回が実施された「一斉活動日」は、教祖140年祭へ向かう三年千日において、同じ地域に住むようぼくが互いに励まし合い、勇ませ合って、それぞれの教会や個人の年祭活動に弾みをつけることを目的とするもの。教区・支部の運営のもと、全5回にわたり、全会場、同じ日程で開催される。参加対象は、地域(支部)在住のようぼく。教区・支部運営のもと、全支部に会場教会を設ける。内容は、おつとめと「諭達第四号」拝読、教会本部からのビデオメッセージ視聴、会場ごとに設けられたプログラムを行う。◇第2回会場を検索するには、「教区・支部情報ねっと」トップページの「住所で検索」または「郵便番号で検索」欄に必要事項を入力のうえ、「支部を検索」ボタンをクリック。該当する支部を選択すると、実施日時と会場住所を併記した会場一覧が表示される。また「情報ねっと」の各支部ページの「掲示板」には、各会場の開催要項が順次アップされる。プログラムとともに、交通案内や持ち物などを確認することができる。教区・支部情報ねっとhttps://tenrikyo-regional.net/, 【親里で得た学びを発表 – 天理教語学院 おやさとふせこみ科】天理教語学院(内田吉男校長)のおやさとふせこみ科は2月25日と26日の午後、「教理発表と体験発表」と題する発表会を第2食堂で開催。2日間で延べ210人の聴衆が足を運んだ。同学院日本語科の卒業生が多くを占めるおやさとふせこみ科。この発表会は、親里で学ぶ留学生の姿を教友に知ってもらうことを目的に、5年前に初めて開催されたもの。今年はカンボジアやフィリピンなど八つの国と地域出身の20人が登壇。おぢばで得た学びや、昨年6月から取り組んできた教理研究の成果を発表した。ここでは、1年間の留学生活を振り返った2人の体験発表を要旨で紹介する。自分の信仰を探して桧垣アリッサ仁香さん23歳・アロハ教会ようぼく・ハワイ大学を卒業する前、信仰熱心な父から「1年間おぢばで伏せ込み、自分自身の信仰を探してほしい」と、おやさとふせこみ科への入学を勧められた。卒業後は、就職して家族のために働きたいと思っていたので最初は反対したが、父から「神様にもたれれば大丈夫」と背中を押された。このときは父の言葉の意味を理解できなかったが、「両親が喜ぶのなら」と受け入れた。その後、入学までの9カ月間に、不思議なお引き寄せやご守護を次々とお見せいただいたほか、1年後の就職先も決まるなど道が開けていった。このとき、人生で初めて「神様がお働きくださっている」と実感した。入学後は、父から言われた「自分の信仰を探すこと」を目標に教理を学び、「神様にもたれる」を教理研究のテーマに選んだ。日々研鑽を積む中で、親神様は常に私たちのためにお働きくださり、ご守護くださっていることを理解していった。神様はこのことを教えるために、私をおぢばに引き寄せられたのだと思う。ハワイへ戻った後も、安心して神様にもたれ、ご守護に感謝しながらこの道を通りたい。仲間に支えられるなか金 泰炅さん22歳・慧星教会ようぼく・韓国日本語科で1年間、日本語を勉強した後、おやさとふせこみ科へ進んだ。2年にわたる留学生活を送る中で、大切なことを二つ学んだ。一つ目は天理教の教理だ。私は「陽気ぐらし」という言葉を耳にすると、なぜかワクワクして、うれしい気持ちになる。これまではお道の教えをあまり知らなかったが、おぢばで学んだおかげで、いまは誰もが陽気ぐらしの日々を送ってほしいと心から思えるようになった。二つ目は自分自身のあり方を学べたことだ。ここに来る前は、長い間、自分自身を好きになれず、人に嫌われることに強い恐怖感があった。そんななか、おぢばで出会った仲間たちは、自分のやりたいことや嫌なことを、きちんと口にすることを言葉や行動で教えてくれ、それが大きな手助けになった。こうして仲間たちに支えられるなか、私も周囲にたすけの手を差し伸べられるようになり、大きく成長できたと感じている。今後、韓国に戻っても、おぢばで学んだことを周囲の人たちに伝え広めていきたい。