天理時報2024年2月14日号2面
【見えない鬼を追い払うキーポイント – おやのことば・おやのこころ】このよふにかまいつきものばけものもかならすあるとさらにをもうな「おふでさき」十四号16セツブンソウインフルエンザが大流行しているさなか、わが家でも長男、次男、そして筆者が相次いで罹患してしまいました。幸い皆、数日で回復したものの、小学校の学級閉鎖が1週間に延長され、子供たちは暇を持て余した様子です。そんな折、妻が「薬局で買い物をしたら、こんな物を頂いたよ」と持ち帰ったのが、節分用の豆と、鬼の塗り絵が印刷されたペーパークラフトでした。早速、子供たちと一緒にオリジナルのお面作りに取りかかりました。自然災害や飢饉など、人知を超えた災厄が鬼や魔物の仕業と考えられていた当時、家の中に隠れた鬼を追い払うことで福を呼び込もうとする豆まきは、人々にとって大切な年中行事の一つであり、現代でいうところの新型コロナウイルスやインフルエンザといった流行り病も、鬼の所業に含まれていたことでしょう。それらによって生じる世上の混乱や人々の諍いも含めて災厄と捉えれば、見えない鬼を追い払うキーポイントの一つは、やはり私たち一人ひとりの心づかいにあると悟ることができます。筆者がイメージする鬼の姿といえば、せいぜい赤鬼か青鬼くらいのものですが、子供たちが描き出す形相は実にカラフルで、それぞれユニークなお面に仕上がりました。運気を呼び込むことも大切ですが、まずは年頭に立てた目標をしっかり見据えて、鬼に笑われないよう一歩ずつ前進していきたいものです。(榊), 【心の反省から誠の行いへ – 青年会】青年会(安井昌角委員長)は1月25日、陽気ホールで例会を開催。直属分会委員長や教区青年会委員長、実行部員らが参集した。今年の基本方針は、昨年に引き続き、「心を澄ます毎日を。」。副題に「ほこりを減らし、誠を増やす」を新たに加える。「かしもの・かりもの」と「八つのほこり」を意識例会の席上、あいさつに立たれた中山大亮青年会長は冒頭、心を澄ます毎日を送るための筋道として、日常に見せられる「身上・事情や思い通りにならないこと」をテーマに「教えに基づく対話」を実践し、「ほこりを減らし、誠を増やす」というサイクルを示された。そのうえで、この循環を日常生活の中で習慣化していくことが重要な要素になる、と話された。続いて、一連のサイクルのポイントについて説明。まずは、身上・事情など親神様がお見せくださる事柄と向き合い、自らの心のほこりに気づこうとすること、さらに「かしもの・かりもの」と「八つのほこり」の教えをベースに対話を重ねる中で、実際に心の向きが変わった経験談を話すことが大切と述べられた。これを踏まえ、基本方針の副題でもある「ほこりを減らし、誠を増やす」について、ほこりの心づかいに対する反省だけに終わらせるのではなく、誠の行いへつなげるように意識することを促された。最後に、中山青年会長は、年祭活動2年目も「かしもの・かりもの」と「八つのほこり」の教えを意識し、心を澄ます毎日を楽しみながら通らせていただこう、と呼びかけられた。◇この後、安井委員長が基本方針に関する資料などが青年会本部のホームページからダウンロードできる旨を発表。また、「おやさとふしん青年会ひのきしん隊」が今年結成70周年を迎えたことにふれ、入隊者の増加に向けて一層の協力を呼びかけた。, 【節から芽を出す努力を – 婦人会】婦人会は1月27、28の両日、「支部長・主任講習会」を第38母屋で開催。支部長・教区主任らが参集した。今年の成人目標は、これまでと同様に、「ひながたをたどり 陽気ぐらしの台となりましょう」。活動方針は「教祖140年祭に向かって育つ努力、育てる丹精に徹しよう」、細目に「元なる思召を伝え広めよう」「老いも若きもおたすけの喜びを味わおう」を掲げている。教えを伝える信念を持ってもらえるよう講習会の席上、あいさつに立たれた中山はるえ婦人会長は冒頭、元日に大地震が起きたことについて、節を真摯に受けとめ、しっかり思案し、改めるべきところは改めて、一日も早く復興のご守護を頂戴できるように通らせていただかなければならない、と話された。続いて、この年祭活動では、ひながたを目標に心の成人を目指すことを申し合わせているとして、教祖の50年の道すがらについて話を進められた。その中で、艱難辛苦の中も心を倒さず通られた教祖のお姿にふれて、どんな節にも必ず親神様の親心がこもっており、その先には大きなご守護や喜びを用意してくださっていると強調。節から芽を出せるよう努力することが大切だとして、「それが、ひながたをたどらせていただく一つの事柄だと思う」と述べられた。この後、道の台としてのつとめについて、わが子や身近な人たちが教祖の道具衆としてしっかり働いてくれるようになるまで育てることが、私たちの責任であると明示。道につながった人たちが率先してたすけ一条の道を歩み、代々教えを伝えようとする強い信念を持ってくれるよう、丹精を続けることを求められた。◇婦人会では、4月19日に本部中庭で「婦人会総会」を開催。式典後は、記念行事として「支部の集い」が行われる。また、4月1日から30日にかけて「別席強調月間」が実施される。なお、第31回「女子青年大会」を、教祖140年祭が執行される立教189年の11月1日に親里で開催する旨が発表された。