天理時報2023年8月9日号2面
【話し方、接し方を省みる – おやのことば・おやのこころ】五ッ いつものはなしかた、六ッ むごいことばをださぬよふ、七ッ なんでもたすけやい『稿本天理教教祖伝』第六章「ぢば定め」ヒマワリ夏休みの宿題のお手伝いを、今年も楽しくさせていただいています。今日は、小学2年生の女の子が「この本で読書感想文を書きたい!」と、1冊の図書を持って教会に来ました。題名は『けんかのたね』。聞けば、2歳年上の姉とよく口げんかをするので、この本なら書くことに困らないと思ったとか。いかにも子供らしい発想に笑ってしまいましたが、当の本人は「けんかのたね」について、あれこれと考えている様子でした。この本は、兄弟げんかをしている子供たちに、父親がけんかに至った原因を考えさせ、仲直りさせていくという物語です。先の女の子は、父親の次のせりふが一番印象に残ったといいます。「いいかい? 大きなもめごとっていうのは、ほんのささいなことから、おこるもんなんだ」では、その「ささいなこと」とは、具体的にどんなことなのか。彼女自身に考えてもらうと、あれもこれもと、たくさん出てきました。言い方がきつい、謝ってくれない……。そうしたことに普段から気をつけていないと、確かに仲良く暮らすことはできません。ふと頭をよぎったのが、掲出のお言葉でした。小学生との問答を通じて、自身の話し方や人への接し方を省みる一日となりました。次の来訪時には、原稿用紙に向き合う予定です。どんな作品に仕上がるか、いまから楽しみです。(大西), 【帰参団体トピックス – 立教186年「こどもおぢばがえり」】おぢばを笑顔でいっぱいに4年ぶりに“真夏の祭典”が行われた親里には、国内外から帰り集った子供たちの元気な笑顔が連日あふれている。その背景には、一人でも多くの子供たちをおぢばに連れ帰りたいという、引率者たちの熱い思いがある。「こどもおぢばがえり」の帰参団体のトピックスを一挙紹介する。はるばる海を越えて飛行機で約12時間かけて帰参したのは、アメリカ・カナダ団(岩橋元博団長)の少年会員19人を含む37人。今回は12人が「海外少年ひのきしん隊」に参加した。これまで、アメリカ伝道庁のある西海岸とニューヨークセンターのある東海岸、そしてカナダ地区で、それぞれ育成行事を実施してきた同団。コロナ下では、各地域の少年会員たちが互いに顔を合わせる機会はなかったという。岩橋団長(50歳・マリーナ教会長)は「今回初めて会った子供たちがすぐに打ち解け、楽しみを分かち合う姿を見て、『こどもおぢばがえり』が行われる有り難さを、あらためて実感した。今後、現地でも少年会員同士が顔を合わせる機会を増やし、つながりを保てるように図っていきたい」と話した◇モンゴルからは、玄洋分教会ウランバートル布教所長の田中健一さん(76歳・福岡県岡垣町)の案内のもと、49人が帰参した。同布教所では約10年前から、田中さんが日本語講師を務める学校の児童・生徒を集めて「こどもおぢばがえり」に参加。今回は、3年前に帰国した田中さんに代わり、後任のモンゴル人講師が中心となって声かけを続けてきた。期間中、44人が「海外少年ひのきしん隊」に参加。お茶接待のひのきしんを初体験した子供たちは、暑さをいとわず、帰参者に笑顔で声をかけていた。また、引率の講師2人が初席を運んだ。田中さんは「モンゴルでは、見ず知らずの人にお茶を汲んで勧めるような機会がほとんどないので、子供も大人も貴重な体験になったと思う。彼らには、おぢばで学んだひのきしんの精神を、母国の生活の中で生かしてもらいたい」と語った。自作のチラシを活用南海団浜幸隊の団参に30人が参加した。19年前、浜幸分教会(上野真幸会長)が和歌山県御坊市へ移転。以後、近所の子供に呼びかけて教会でプールや流しそうめんなどを催し、地域に根差した少年会活動に取り組んできた。今回は、会長夫人の上野麻衣子さん(39歳)が、自作のチラシ150枚を近くの小学校前で配布した。上野会長(42歳)は「4年前に参加した子供は数人だったが、今回は30人の帰参者をご守護いただき、驚きとともに、有り難い気持ちで胸がいっぱい。来年もおぢばが一層にぎやかになるよう、もっと多くの子供たちをお連れしたい」と話していた。リモートで練習重ね網干団鼓笛隊は7月28日、「鼓笛オンパレード」に出演。28人の少年会員が一手一つの演奏・演技を披露した。長年、兵庫県たつの市の大教会に集まり、月に一度の練習を重ねてきた同鼓笛隊。新型コロナウイルスの蔓延により、集まっての練習が難しくなったが、「子供たちがお道につながる場を設けたい」と、リモートでの練習を続けた。リモート練習では、通信環境の違いなどから大人数が音を合わせるのは難しい。そのため、少人数やパートごとに練習し、それぞれの演奏動画を編集したものを、大教会の月次祭祭典後に上映するなどの工夫を凝らした。2022年6月以降は集まっての練習を再開。今夏の「鼓笛オンパレード」に向け、全体練習を重ねてきた。未信仰家庭の子供たちも参加する同鼓笛隊では、合宿の際に「『ありがとう』を心がけよう」と呼びかけるなど、教えのエッセンスを伝えてきた。同鼓笛隊責任者の岡部啓輔さん(34歳・網干大教会教人・兵庫県たつの市)は「鼓笛隊では練習や合宿生活を通じて、子供たちに自然な形でお道の教えを伝えている。今後も、楽しんで教会につながるような鼓笛活動を目指したい」と語った。わかぎの育成 独自に少年会本部は、7月26日から29日にかけて「少年ひのきしん隊本部練成会」1次隊と海外隊を実施。国内外から17教区・団計307人が参加した。少年会山口教区団(宗綱達哉団長)は、これまで「わかぎ維新塾」と銘打った隊員育成活動を独自に展開するなど、少年ひのきしん隊の活動に力を入れてきた。7月16、17の両日には「本部練成会事前研修会」を山口市の山陽大教会で実施。点呼・行進練習や隊員同士の交流会を通じて、本番への準備を進めてきた。期間中は、さんさんと輝く太陽のもと、笑顔でお茶接待のひのきしんに勤しんだ。なかには、初めて参加する未信仰家庭の子供も。友人の父親の勧めで参加した村谷峻大さん(中学1年)は「周りの人が天理教のことを親切に教えてくださり、少しずつ理解できるようになった。お茶を飲みに来た人が言ってくれた『おいしいお茶をありがとう』『頑張ってね』という言葉に元気をもらった。来年は、ほかの友達もひのきしん隊に誘って、一緒に盛り上げたい」と笑顔を見せた。, 【真柱様、大亮様 各会場ご視察】「こどもおぢばがえり」期間中、真柱様と大亮様が各行事会場をご視察。帰参した子供たちの元気な姿をご覧になり、記念撮影にも快く応じられた。また、各所で受け入れに当たるスタッフに、ねぎらいの言葉をかけられた。