天理時報2023年6月7日号2面
【徒歩参拝を通じて学んだこと – おやのことば・おやのこころ】九ッ こゝまでついてこい「みかぐらうた」一下り目ホタルブクロ支部の青年会の仲間たちと一緒に、大阪から徒歩でおぢば帰りをしました。瑞々しい新緑の山道を歩きながら、澄んだ空気を胸いっぱいに吸い込みます。ところが、道のりを楽しんでいられたのは竜田川での昼食まで。午後には膝裏に少しずつ痛みを感じるようになり、本部神殿に到着するころには、文字通り「足が棒」になっていました。膝が曲がらなくなった足は、まるで2本の松葉杖のように、ぎごちない動きをしています。車なら1時間で着いてしまう距離でも歩けば半日、1日もの時間がかかります。足も大層疲れます。効率だけを考えれば、なんとも無駄な行為にも見えますが、果たしてどうでしょうか。我が家が明治35年に入信する際、おたすけに来てくださったある先生が「徒歩でおぢば帰りをされ、三日三夜のお願いづとめをしてくださった」そうです。三日目におさづけを取り次いでいただく際には、お互いに涙が溢れたと伝わっています。当時の先人たちは、歩いておたすけ先を探し、また歩いておぢばへ帰って、身上・事情の治まりを願っておられたのでしょう。それしか方法がなかったとはいえ、大きな時間と労力をかける姿に真実を感じた人も少なくなかったと想像します。信仰とは、ゴールは見えているのに、なかなか容易にはたどり着けないものです。徒歩参拝を通じて、地道に一歩を進めること、歩みを止めないことの大切さを学んだ気がします。(大塚), 【たすけの旬、成人の旬 教会挙げて実動誓う – 登殿参列した教会長に聞く】5月の本部月次祭から始まった「登殿参列」。本部神殿の結界内で参拝した教会長は、年祭へ向けて、どのような思いを抱いたのか――。教会長3氏に話を聞いた。信者と共に心のふしんへ小﨑義弘さん(61歳・龍陀分教会長・奈良県吉野町)今春、教職舎の老朽化に伴い、新教職舎の普請を打ち出した。さらに、教祖140年祭へ向かう三年千日の旬に、一層の成人の道を歩ませていただこうと決意し、「形の普請と共に心のふしんをし、教祖にお喜びいただけるようぼくに成人させていただこう」をスローガンに掲げた。具体的な取り組みとして、今年1月から毎月15人ほどの信者さんと共におぢばへ帰り、報恩感謝の思いを込めて神苑の清掃ひのきしんに汗を流している。教会長として迎える3回目の年祭活動。登殿参列でかぐらづとめを拝し、これまで年祭活動のたびに成人へとお導きくださった親神様・教祖の親心を感じさせていただき、勇み心が湧いてきた。これからも信者さんと共に日々の理を積み重ね、心のふしんに努めていきたい。「おたすけの種を蒔く」小久保房子さん(65歳・日之菅分教会長・埼玉県狭山市)40年前、教会長後継者だった夫と結婚し、お道の信仰を始めました。その後、教会長を務めた夫が出直したことで、私が教会長のお許しを戴いたのです。思い返せば、これまでの年祭活動では、さまざまな節をお見せいただきました。つらい出来事もありましたが、親神様はそれらの節を通して、私の信仰を深めてくださったと実感しています。今回初めて結界内でかぐらづとめを拝し、「親神様・教祖にお喜びいただけるよう、より一層心を磨いて通ろう」と心に決めました。私どもの教会では「おたすけの種を蒔く」を合言葉に、信者さん方と共に、毎月100枚のリーフレット配りと、身上者へのおさづけの取り次ぎを心がけています。年祭当日には、歴代会長の思いが詰まったこの教会が、さらに陽気な「たすけ一条の道場」となれるよう、おたすけの種を蒔き続けたいと思います。人を喜ばせる実践呼びかけ加藤衆作さん(44歳・岩沼分教会長・宮城県岩沼市)三年千日に入ると同時に、30年ぶりに部内教会から信者さんが修養科を志願したり、お道から離れていた人が身上をきっかけに再び教会につながったりと、新たな変化を次々とお見せいただき、教祖が早速、先回りをしてくださっていることを強く感じる。登殿参列では、存命の教祖の手足となれるよう、おたすけに邁進する決意を固めた。現在は「人を喜ばせる日々を通ろう」との大教会の活動目標を受け、信者さんには、ひと言の声かけからでも、周囲の人を喜ばせようと実践を呼びかけている。また、教会につながる若者にも、この旬に勇んでもらおうと、お楽しみ行事を催して人材育成に力を注いでいる。年祭当日、教祖に胸を張って年祭活動のご報告ができるよう、三年千日をつとめさせていただきたい。, 【本部神殿で「お願いづとめ」6月から】年祭の心定めの完遂とご守護を祈念日曜・祝日、25日の午前11時30分に5月27日の「かなめ会」(直属教会長の会)の席上、宮森与一郎内統領から、教祖140年祭へ向けて、本部神殿で拍子木を入れてお願いづとめを勤める旨が発表された。このお願いづとめは、「諭達第四号」の発布以降、本部巡教と一斉巡教がつとめ終えられ、それぞれが年祭へ向けて心を定め、実動している時期であることから、本部神殿で心を合わせて心定めの完遂と、それぞれがかかっているおたすけなどのご守護を祈念するというもの。本部神殿でのお願いづとめは、6月4日から日曜・祝日、25日の午前11時30分に勤められる。