天理時報2023年5月10日号3面
【しっかり心に治め おたすけに生かす – おふでさき勉強会】初開催された「おふでさき勉強会」。参加者は、「おふでさき」をおたすけに生かす手だてについて学んだ(4月27日、陽気ホールで)「おふでさきを勉強する会」(代表=上田嘉世本部員)は4月27日、おやさとやかた南右第2棟陽気ホールで、おふでさき勉強会(共催=布教部)を初開催、211人が参加した。これは、教祖が誰彼の別なく読むようにお勧めになった「おふでさき」をしっかりと心に治め、信仰生活やおたすけに生かすことを目的とするもの。当日は上田代表が登壇し、『おふでさき付註釋』のまえがきを解説。続いて、自身の体験談や悟りを交えながら一首ずつ説明し、順に読み進めた。この後、高渕徹氏(78歳・法奥金澤分教会前会長)が「おふでさきを布教に生かす」と題して講話。「おふでさき」や教祖のひながたをもとに、自身や家族の数々の節をどのように悟り、おたすけに歩んできたかといった体験談などを語った。最後に質疑応答の時間が設けられ、上田代表と高渕氏が「おふでさき」の悟り方についての質問や、おたすけに関する疑問などに答えた。◇この勉強会は、立教186年(5、6、8、11月)と同187年(2月)に開催。以後、同189年8月まで、全22回の開催を予定している(開催月が決まり次第、布教部ホームページに記載)。いずれも27日午前9時から正午まで。参加費は各講義500円。申し込み締め切りは開催月の18日まで。申し込みは、下記リンクより。「おふでさき勉強会」受講申込み, 【就活に失敗 人生を悲観してしまう – 人生相談】Q. 就活に失敗し、大学卒業後、ひきこもりに近い生活を送っています。親や友人は次のステップへ進むよう助言してくれますが、人生を悲観的に捉えてしまい、なかなか一歩を踏み出せません。どう気持ちを切り替えればいいでしょうか。(20代女性)A. 人生、なかなか思い通りにはいかないものですね。失敗することもありますし、周りからいろいろ言われて困惑するのも人生のひとコマです。しかしながら、あなたのことを心配してくれる親や友人がいることは、考えてみればありがたいことですね。昨今は「人生100年時代」といわれます。20代のあなた自身、これからまだまだ長い人生の旅路が続きますね。いまは、心の充電期間だと捉えて、次のステップへ向かうために身も心もリフレッシュしてみたらいかがでしょう。まずは、心のふるさと・ぢばに帰り、いままでの御礼とこれからのお願いをしましょう。親神様・教祖が後押ししてくださいます。できれば、新たな人生のステップへと踏み出すために、たすけの源泉であるぢばで修養科に入ってみることをお勧めいたします。次なる人生設計への光が見えてくると思います。それが難しい場合は、近くの教会へ足を運んでみるのも一つです。生かされていることに感謝し、親神様・教祖に心を込めておつとめを勤めてください。また、進んで教会や自宅の周り、近くの公園などでごみ拾いをするなど、今できる実践に努めると、心が晴れやかになってきます。これからも親神様・教祖にもたれていけば、きっと道が開けていくことでしょう。回答者:平澤勇一(磐城平大教会長・福島教区長), 【立教186年5月「依存症基本講座」(オンライン)のご案内 – 依存症たすけあいの会主催】, 【「姿を新たにする」とき – 視点】新型コロナウイルスの感染が国内で初めて確認されて3年になる。政府は5月8日、新型コロナの感染症法上の扱いを「2類相当」から、季節性インフルエンザと同じ「5類」へと引き下げた。現在は観光地や飲食店、スポーツ観戦などでも大勢の人が集まり、人流や経済活動も元に戻りつつある。そんな世の中の様子を見ると、ある既視感を覚える。12年前に起きた東日本大震災である。当時、その未曽有の危機に、日本全体が「絆」という言葉で一つになった。筆者自身、被災地にあって助け合いや人とのつながりの大切さ、物の有り難さに気づかされた。その「気づき」は、教訓としていつまでも続くものと思ったが、12年経ち、人々の心にどれくらい残っているだろうか。物を大切にする意識、助け合いの精神はどうだろうか。東日本大震災のような予期せぬ出来事があると、「世の中が一変する」「人々の価値観が変わる」「ポスト○○時代の生き方」といった話が出る。ところが現実には、そのような変化はなく、概ね元に戻る。今回のコロナ禍はどうだろう。「諭達第四号」に、「頻発する自然災害や疫病の世界的流行も、すべては私たちに心の入れ替えを促される子供可愛い親心の現れであり、てびきである」とある。いずれコロナが収束した後も、ただコロナ前の生活に戻るだけで終わってはならない。いま一度「復元」の精神を思う。本教は「革新」の時代を経て、戦争の終結とともに復元に向かった。復元は復旧ではなく、教えの元へ立ち返ることである。中山正善・二代真柱様は、その信念を「決して古い姿にかえすのではない。それは心を元へかえすと共に、姿を新たにする事である。それはたゞ一條に信仰生活を以て喜びとし、身も心も教祖にお教え頂いた精神に浸つて、陽気ぐらしをさして頂く事である」と仰せられた。「ふしから芽が出る」。コロナの収束とともに、いま全教が陽気ぐらしへと一歩近づく「姿を新たにする」芽を出すときであろう。(加藤)