天理時報2024年7月10日号6面 2024年7月10日 この記事を読むにはJavaScriptを有効にする必要があります。ブラウザの設定からJavaScriptを有効にしてください。 JavaScriptを有効にする方法を確認する 【“当たり前”に感謝 – 読者のひろば】佐藤ひろみ(61歳・新潟県上越市)2023年9月、ある業者の破産によって、広島県内の高校の寮の食事提供が一時停止したというニュースを目にしました。食べ盛りの高校生たちにとって一番大切な食事が取れない状況に心を痛めるとともに、約18年前、天理高校生としておぢばで寮生活を送った二男と長女のことが脳裏に浮かびました。当時、寮での食事の際には炊事本部の配食のほか、栄養に配慮した補食を用意してくださっていました。さらに、悩み事があるときには、幹事さんがお道の教えをもとに寄り添ってくださるなど、二人の子供たちは心身ともに手厚いサポートを受けました。かつて子供たちから、それらのことを耳にしたとき、有り難いと思う半面、どこか当たり前のようにも思っていました。しかし、前述のニュースについて思案するとき、わが子がとても恵まれた環境で寮生活を送っていたことに気づいたのです。現在、子供たちは立派に成長し、幸せな家庭を築いています。その姿を見ると、おぢばの高校生として過ごした3年間は、二人にとってかけがえのない歳月だったと思います。おぢばでお育ていただくことは、決して当たり前ではないのだと再確認し、感謝の思いが湧いてきました。これからは、当たり前だと思っていたことにも感謝して、子供たちにしっかりと信仰を伝えていきたいと思います。