天理時報2023年1月18日号2面
【信心深め、頂上目指す – おやのことば・おやのこころ】頂上は一つやけれども、登る道は幾筋もありますで。どの道通って来るのも同じやで。『稿本天理教教祖伝逸話篇』108「登る道は幾筋も」若者たちと話すと、自分も若返ったような気持ちになるから不思議です。叶えたい夢、実現したい目標……。そうした話を聴いているだけで、自然と心が弾んできます。この年初めも、教会に寄り集った若者たちと語り合い、心身ともにフレッシュなひと時を過ごしました。熱意あふれる面々がそろったのか、仕事の話も大いに盛り上がりました。自らの職業に誇りを持ち、その道を究めるために日々努力していることを、皆、生き生きとした表情で話してくれたのです。それぞれの分野の高みを目指して、志高く駆け上がろうとする彼らのひたむきな姿勢には、とても心動かされました。ふと頭をよぎったのが掲出のお言葉です。教祖は、山登りに例えて、信心を深める大切さをお説きくださっています。持ち場立場によって、それぞれいま歩んでいる道は違うかもしれませんが、目指すは同じ頂上です。その高みに立ったとき、どんな素敵な景色を眺めることができるのでしょうか。ようぼくとしての誇りを胸に、成人への努力を日々重ねて、力強く道を切り拓いてもらいたいものです。若い人たちと語らう中で活力が湧いてきたのでしょうか、いつもよりも心が前向きになっている自分がいます。足取りも軽く気分も爽やかです。やはり、いくつになっても“心の若さ”は必要です。今年も一年、若々しく、明るく陽気に歩ませていただきましょう。(大西), 【“新春の風物詩”3年ぶり開く – お節会】伝統の「お節会」に32,000人3年ぶりに開催された伝統行事「お節会」には、全国各地から31,859人が帰参。新春の親里は大勢の帰参者でにぎわった親里の伝統行事である本部「お節会」が、1月5日から7日にかけて行われた。教祖ご在世当時から続く“新春の風物詩”が開催されるのは3年ぶり。期間中、家族連れや教会単位の団参が相次ぎ、31,859人が帰参。神苑一帯は大いににぎわった。お節会は連日、午前10時に開場。本部神殿での“初づとめ”を終えた帰参者たちは、屋内外に設けられた4カ所の会場へ。入り口で手指消毒を行った後、お下がりの切り餅に水菜を添えた熱々のすまし雑煮に舌鼓を打った。正月三が日、神殿に供えられた鏡餅は、約22トン(108石8斗4升4合)。今年は、帰参者一人につき一椀が振る舞われ、各会場の出口では、袋入りのお下がりの切り餅が一袋ずつ配られた。なお期間中は、本部在籍者や直属教会長、教区長、勤務者、修養科生、管内学校の学生・生徒ら約4,500人が、会場の内外で給仕や誘導、餅焼き、餅下付などのひのきしんに当たった。関連記事・特別企画「お節会」帰参者に聞く・お節会トピックス「立教186年本部鏡開き・お節会」の様子をご覧いただけますhttps://youtu.be/vKECqSbGApw, 【教祖の親心と思召を芯に全教一手一つに心の成人を – 真柱様 年頭あいさつ】中山善司・真柱様による「年頭あいさつ」が1月4日、本部第2食堂で行われ、本部在籍者、直属教会長、教区長、集会員、各会委員、施設長ら643人が参集した。立教186年の年頭に当たり、真柱様があいさつを述べられた(1月4日、本部第2食堂で)真柱様は冒頭、新年のあいさつとともに、一同にねぎらいの言葉をかけられた。続いて昨年、教祖140年祭の三年千日に向けて「諭達第四号」を発布し、年が変わって年祭へ向けて仕切ってつとめる期間に入ったことにふれられ、「仕切ってつとめるということは、年祭という目的に向かって集中してつとめることであり、この期間は、普段よりも力を入れて成人を進める旬である」と示された。さらに、成人という言葉の意味に言及。肝心なのは心の成人であり、そのための教祖のひながたであるから、それを目標に歩むことを諭達で申し合わせているとして、「おつとめを勤めてご守護を頂くのも、人が話を聞き分けるようになってくれるのも、つとめる者の心の成人ということが大きく関わっていると思う」と述べられた。この後、教祖の年祭の意義について話を進められた。その中で、節目は個人的にも集団としてもいろいろあるが、教祖の年祭は全教の節目であると明示。年祭の意味を知って歩む人が増えれば、一手一つの力も大きくなり、それだけ成人の道を進ませてもらうことができると話された。さらに、年祭へ向かって進むときは、全教が一手一つにならなければならないと強調。一手一つの芯となるものは教祖の親心であり、思召であるとして、「教祖の親心に応えることができるように、それぞれのつとめを果たしていっていただきたい」と求められた。最後に真柱様は、新型コロナウイルスの感染拡大や戦争など、不安定な世相のなか三年千日が始まることにふれ、「この年が良いスタートを切る年でありたいと思っているので、心を合わせてつとめてくださるよう」と述べて、あいさつを締めくくられた。◇これに先立ち、中田善亮表統領が一同を代表して、真柱様に新年のあいさつを申し上げた。その中で、昨年は感染症に対する規制緩和により諸活動が徐々に再開し、海外からの帰参も叶うようになるなか、「諭達第四号」が発布され、今年いよいよ三年千日の旬を迎えたことに言及。このたびの三年千日は道の正念場であるとして、「この厳しい節から、明るく前進する、芽が吹くご守護を頂戴できるよう、成人の旬に遅れることなく、勇んで歩み出させていただく」と決意を述べた。