天理時報2024年7月24日号2面
【先人の心を受け継いで勇んで歩みを進めよう – アメリカ伝道庁創立90周年記念祭】伝道庁創立90周年記念祭には約700人の教友が参集。この日を吉祥に、一同はさらに成人の歩みを進めていくことを誓った(6月30日、アメリカ伝道庁で)アメリカ伝道庁(深谷洋庁長・カリフォルニア州ロサンゼルス市)は6月30日、中山大亮様、中山はるえ様を迎え、創立90周年記念祭を執行。アメリカ、カナダの各地はもとより、日本からの教友を含む約700人が参集した。また、前日の29日には、大亮様とはるえ様ご臨席のもと、アメリカ婦人会・アメリカ青年会創立70周年記念合同総会が開かれ、約300人が参加した。同伝道庁では、記念祭に向けて「家族、友人、コミュニティの人たちと信仰の喜びを分かち合おう!」のスローガンのもと、「いつも心を込めておつとめをつとめよう!」「日々喜びと感謝の心でひのきしんをしよう!」「人だすけに励もう!」の三つの成人目標を掲げ、それぞれのコミュニティに根ざしたおたすけ活動に努めてきた。当日は晴天のもと、アメリカ国内はもとより隣国カナダやハワイ島、日本からも教友が来訪。約700人が伝道庁に参集した。伝道庁が担う役目祭典では、深谷庁長が英語と日本語でそれぞれ祭文奏上。この後、真柱様のメッセージを、大亮様が代読された。初めに、伝道庁設立の経緯を振り返ったうえで、伝道庁が担うべき二つの役目について話を進められた。その中で、伝道庁は、ぢばから名称の理を許された土地所の教会と同じ意味合いがあるとして、「アメリカの地で陽気ぐらしを身につける一つの道場となって、陽気ぐらしの手本を示し、布教活動の拠点となることが、そのつとめである」と示された。また、伝道庁は「管内に修理肥を施す芯」であり、ぢばの理を素直に受け、誤りなく伝えることを任されていると指摘。管内のようぼく・信者が、どのように心の成人を進め、教会や布教所が活気づくにはどうしたらいいかを考え、現状を踏まえてじっくりと丹精し続けることも大切な役目であるとして、「日ごろから声をかけて心を通わせ、必要に応じて元気づけ、心の支えになるなど、管内の人たちが、それぞれの成人の道を心勇んで通ってくれるように、心を配ることが肝要」と話された。この後、現在、教祖140年祭へ向かう三年千日の道のりの半ばにあることを踏まえ、教祖年祭を勤める意義について諭された。そのうえで、「おさしづ」をもとに、私たちの成人は、教祖のひながたをたどってこそ叶えられると強調。日ごろからひながたにこもる親心を思案する時間を増やし、思召にふさわしい心が使えるように、教えを実行する努力を重ねることが、教祖の年祭に向かう三年千日の道の通り方であると述べられた。最後に、この節目からアメリカ伝道のうえに、さらに新しい芽が吹き、伸びゆくご守護を頂くことができるよう、活発に活動を繰り広げて、今日の日を意義づけていただきたいとして、「お互い心を寄せ合い、力を合わせて一手一つとなり、アメリカの道のために真実を伏せ込まれた幾多の先人の心を受け継いで、これからも勇んで歩みを進めてくださることを」と願われ、メッセージを締めくくられた。続いて、心をそろえて、おつとめを勤めた。おつとめの後、あいさつに立った深谷庁長は「真柱様のメッセージをしっかりと胸に治めるとともに、『諭達第四号』に込められた真柱様の思いを心の芯に据え、まずは残りの年祭活動期間を、教祖にお喜びいただけるように務めていく」と決意を述べた。祭典終了後、敷地内の特設ステージでレセプションが催され、アメリカ青年会、同婦人会をはじめ、各地区の教友による出し物や少年会アメリカ団アメリカ・カナダ鼓笛隊による演奏が披露された。https://youtu.be/fEnfAhawx7o, 【親神様から与えられた人生の課題 – おやのことば・おやのこころ】七ッ なか/\このたびいちれつに しつかりしあんをせにやならん「みかぐらうた」九下り目ムクゲ新年度が始まったと思ったら、あっという間に夏休み・お盆のシーズンが近づいてきました。目前に迫る「こどもおぢばがえり」をはじめ、旅行や帰省の計画を立てている人も多いでしょう。不思議なことに、夏になると数学の本に手が伸びます。受験時代の名残でしょうか。暑さにうだるあまり、リアルな世界を離れて抽象的な数式を追いたくなるのかもしれません。もう20年も前のこと。高校卒業前、数学の授業で「3年間で一番印象に残った問題を挙げよ」との課題が出ました。いまだに問題も解答も、はっきりと描くことができます。シンプルな方程式の中に、数学の奥深さが詰まった一題でした。中学生くらいになると、「数学なんか勉強して何になるの?」という声が聞こえてきます。それでも、ノートの上で問題の要点を整理し、パズルのように解決する訓練は、信仰を深めるうえでも多少は役立つと思うのです。最近、思いがけず腰を痛めました。さまざまに思案を重ねる中で、見かけはシンプルでも、その身上に込められた数々の思召を感じ取ることができました。親神様から与えられた人生の課題を”解く”ことは容易ではありませんが、少なくとも”問いかけ”に気づくことで、前進のきっかけが得られるものです。耳をすませば雨上がりの蟬の声。ますます暑くなりそうです。童心に帰ったつもりで「夏休みの宿題」を探してみませんか。(大塚)