天理時報2022年8月3日号2面
【おやのことば・おやのこころ(2022年8月3日号)】だん/\になにかの事もみへてくるいかなるみちもみなたのしめよ「おふでさき」四号22先日、ひょんなことからカブトムシの成虫を1匹譲ってもらいました。飼育ケースに入れて持ち帰ると、初めて実物を見た子供たちは、立派なツノの動きに興味津々の様子です。ふと、小学生のころの思い出がよみがえってきました。ある夏の朝、玄関のそばをヨチヨチと歩くクマゼミの幼虫を見つけたのです。父が適当な太さの枝を拾ってきて、幼虫と一緒に飼育ケースに入れてくれました。枝につかまった幼虫が脱皮し、数時間かけて羽化していく様子を夢中になって観察したのを覚えています。思えば、セミは一生のほとんどを真っ暗な地中で過ごします。カブトムシやチョウのように、成虫になる直前にサナギの時期を迎える昆虫もいます。いずれも、外見的な変化には乏しいものの、虫たちの成長や繁殖に不可欠なプロセスであることは言うまでもありません。私たちの人生においても、折々の節に直面し、時に光が見えなくなることがあります。その中も心は明るく、じっと力を蓄えていれば、いずれ視界が開けたときに、羽化を終えた成虫が空へ大きく羽ばたくように、暗中模索の日々が自分を成長させてくれたことに気づくはずです。どんな苦境の中も、先を楽しみに通る心を忘れずにいたいものです。教会の玄関を出ると、神殿の軒下にセミの抜け殻がくっついていました。今年の夏は、子供たちと昆虫採集に出かけてみましょう。(榊), 【立教185年7月月次祭 – 夏本番を迎えて】教会本部の7月月次祭は26日、中山大亮様祭主のもと、本部神殿で執り行われた。この日、神殿へ向かう参拝者の中には、子供連れの姿が多く見られた(7月26日)既報の通り、教会本部では、7月月次祭から東・西・北礼拝場での一般参拝者の昇殿参拝が可能となる旨を発表。帰参した人たちは、階下の入場口で手指消毒を行った後、係員の誘導のもと、適度な間隔を空けて参拝した。大亮様は祭文の中で、この世と人間をお創めくだされて以来、火水風をはじめとする十全の守護と果てしない親心をもってお育てくださるご慈愛にお礼申し上げたうえで、7月26日から8月28日にかけて「夏休みこどもひのきしん」が実施されることにふれられ、「道の将来を担う少年会員が、をやの御恵みを頂戴して、立派なようぼくへと育つご守護を頂けますよう、また期間中、万事障りなく順調に運ばせていただけますよう」と奏上された。この後、かぐら・てをどりが陽気に勤められた。最高気温35度の猛暑日となったこの日。夏本番の強い日差しが境内地に降り注ぐなか、参拝者たちは一心に「みかぐらうた」を唱和した。おつとめの後、木村成人本部員が神殿講話に立った。木村本部員は講話の中で、お道の人材育成の目的と、そのあり方について話を進めた。その中で、「ようぼくの育て方の手本は教祖のひながたにある」と強調。「教祖のたすけ一条のひながたの道は、単に身上・事情の解消だけでなく、心を入れ替え、人だすけをするまでに丹精する、人を育てるうえでのひながたでもある」として、教祖がひながたを通していろいろ手を尽くし、心を配って教え導かれたように、私たちもその人に応じて、時を見て教えを伝え、自らの行動に示すなど、こまやかに心を配り、真実を尽くして、根気よく教え導くことが大切だと話した。さらに、お道の人材は、人が育てるのではなく、あくまでも育ててくださるのは親神様・教祖であると指摘。育ってほしい、分かってほしいと願い、実行する誠真実を親神様は受け取り、お働きくださるとして、「育てる立場の者が、神一条の精神をしっかり定めて、教祖のたすけ一条の親心に近づかせていただき、自分も一緒に通ろうとする姿勢が第一」と語った。最後に、木村本部員は、人を育てるのは一朝一夕にできることではなく、年限も手間もかかるとして、「まずは自らの足元を見つめ直し、自己点検するとともに、道の将来を担う人材を育てる使命を強く意識して、一歩一歩前進していきたい」と呼びかけ、講話を締めくくった。, 【参加者同士で教えを深め合う – ようぼく対象「みおしえ学習会」】既報の通り、布教部(松村登美和部長)では、ようぼくの成人を目指す新たなプログラムとして「みおしえ学習会」を立ち上げた。これは、進行役のファシリテーターのもと、参加者同士がワークシートを用いながら意見を出し合い、より深く教えを心に治めようとするもの。現在の感染状況に鑑み、各支部で順次開催されている。参加者は、隣同士で語り合う「サイドトーク」を通じて意見交換した(7月17日、愛知教務支庁で)愛知教区は7月17日、名古屋市の愛知教務支庁で「みおしえ学習会」を開催、40人が参加した。この日に向けて同教区では、管内教会はもとより、教区青年会・女子青年・学生会に申し込み用のQRコードを載せたチラシを事前に配布。若者にも広く参加を呼びかけた結果、参加者の半数以上を10代から30代が占めた。当日は開会式に続いて、参加者は「十全の守護」と「八つのほこり」のいずれかのコースを選択。各コースとも、ファシリテーターがワークシートの設問に沿って進行するなか、参加者たちは教理の解説動画や隣同士で語り合う「サイドトーク」を通じて、身の周りのご守護や自らの心のありようを見つめ直した。「八つのほこり」コースを選択した定岡美沙さん(24歳・愛美代分教会ようぼく)は、未信仰の夫と共に参加。「学習会後に夫が『心のほこりをなるべく積まないように頑張る』と言ってくれた。個人的にも、あらためて教えを学べる機会になった」と話した。なお、この日の午後に行われた「ファシリテーター研修会」には4人が参加した。