天理時報2022年8月3日号3面
【何げないひと言で友達を傷つけた – 人生相談】Q. 最近、気の合う友達ができたのですが、何げなく発したひと言で彼女を傷つけてしまったようです。私にとっては何げないひと言だったので、困惑しています。また同じようなことが起きるのではないかと思うと、怖くなります。(35歳女性)A. 新しい友達ができるのはうれしいことですよね。長くお付き合いできたら、よかったのですが……。ところで、あなたのお手紙を読んでいて、これまでにも友達との関係がこじれたことがあるのではないかと思いました。理由の一つは、周りの人から「余計なひと言が多い」と言われること。もう一つは、今回のことで「私にとっては何げないひと言だった」と繰り返していることです。自分の思いが先に立って、相手のことを思いやる余裕に欠けていたのかもしれませんね。これからの友達付き合いに不安を感じておられるようなので、相談していきましょう。教祖は「五ッ いつものはなしかた、六ッ むごいことばをださぬよふ」とお教えくださいました。人とのコミュニケーションにおいて言葉はとても大切です。ひと言の言葉が人に笑顔や感動を与えることもあれば、逆もまた然りです。「いつものはなしかた」。そう、何げないひと言にも「人のよいよう、喜ぶよう、救かるよう」な心を働かせたいものです。朝夕のおつとめで教祖に成人をお誓いしながら、毎日を積み重ねてください。実は、かく言う私も、あなたと同じです。失敗は数多ありますが、あらためて、あなたと共に心を磨く努力をしたいと思います。回答者:吉福多恵子(濃飛分教会前会長夫人), 【水口大教会長に藤橋光康氏 – 新任】7月26日のお運びで、水口大教会(滋賀県甲賀市)の6代会長に藤橋光康氏(46歳)がお許しを頂いた。【藤橋氏略歴】昭和51年4月9日生まれ。平成15年本部青年。16年青年会水口分会委員長。19年青年会本部委員。就任奉告祭は10月31日。, 【神殿屋根葺替奉告祭 創立130周年記念祭 – 城法大教会】城法大教会(山本忠治会長・天理市)は6月28日、神殿屋根葺替奉告祭ならびに創立130周年記念祭を執り行った。当日は、参拝者を部内教会長夫妻および前会長夫妻、布教所長に限定して勤められた。祭典では、真柱様のメッセージを、大教会世話人の深谷善太郎本部員が代読。続くあいさつの中で深谷本部員は、今日を吉祥に元一日の先人の決心に立ち返り、打てば響く教会に、教会長に、ようぼくになる努力を惜しまないように、と期待を込めて話した。おつとめの後、あいさつに立った山本会長は、記念祭に向けて「日々の御守護に感謝し、御恩報じに励みましょう」との実践のかどめのもと、教えの実行とおたすけに励んできたことや、神殿屋根葺き替えに当たって心のふしんに努めてきたことを挙げ、「次なる成人の塚を目指し、身近なおたすけを実践しよう」と呼びかけた。なお、前日の27日夜には鎮座祭が執り行われた。(城法大・植村社友), 【道に迷いそうなときこそ – 視点】7月は異例の早さの梅雨明けとなり、まとまった降雨がないまま猛暑が続き、一時は水不足が懸念された。一方で、線状降水帯やゲリラ豪雨といった局所的な大雨の被害や影響を受けている地域もある。熱中症による体調不良を訴える人や救急搬送も増加し、さらには新型コロナウイルスの第7波と見られる感染の急拡大で、医療の逼迫が懸念されている。また、先行きの見えないウクライナ情勢もあり、電気やガソリンなどのエネルギー価格の高騰、小麦など食料品の相次ぐ値上げも家計を圧迫している。猛暑や大雨、熱中症など気候変動に関わる事柄、国際情勢の急変によるエネルギー価格や消費者物価の問題など、いずれのニュースも、国の内外を問わず多くの人々の生活に影響するものばかりだ。現代社会はそれほどまでに、複雑に影響し合っていることを思い知らされる。こうした社会において、国連は持続可能な開発目標「SDGs : Sustainable Development Goals」として17の目標ゴールを掲げ、その取り組みを世界各国に強く促している。国連の目標が、なぜ世界の人々の生活に関連するのか。それは「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを明示しているからだ。貧困をなくす、すべての人に健康と福祉を提供するという目標もあれば、気候変動対策や海を守る目標もあり、私たちの生活に結びつかない事項は何一つない。企業活動としてすでに取り組んでいることが、いずれかのSDGs目標に貢献していれば、自社の経営内容の強みを知るきっかけともなり得る。人間の住まいする地球環境は「神の懐」であり、その守護による気象や自然現象は複雑に影響し合っている。また、遠く離れた国の情勢も、日常生活に直接影響するほど密接に絡み合っている。SDGsの17の目標ゴールのさらに向こうにある「陽気ぐらし」という最大・最終の目標を目指し、国を超え、足並みをそろえて進むならば、異常気象もエネルギー問題も国際情勢も、あらゆる人類の課題は解決に向かうであろう。人々が道に迷いそうなときこそ、この教えは確かな道しるべとなる。混迷を深める今こそ、お道の真価が発揮されるときだと肝に銘じたい。(早渕), 【90周年に向け一日一つの信仰実践 – 埼玉教区】駅前でごみ拾いに汗を流す青年会員(7月23日、大宮公園駅前で) 埼玉教区(谷澤茂男教区長)は現在、9月23日に迎える創立90周年記念大会に向けて、「100日たすけあい運動」と銘打った活動を展開している。これは、同教区につながるようぼく・信者が一手一つに心をそろえて記念大会を迎えられるように、との思いから企画されたもの。活動は、記念大会の100日前となる6月15日にスタート。にをいがけやおたすけ、ひのきしんなど、一日一つの信仰実践を申し合わせている。これを受け、同教区青年会(鈴木康之委員長)では「全駅たすけあい運動」と名づけ、県内の228駅でのにをいがけ・ひのきしんの実践を目指す活動を開始。各支部の青年会員を中心に、管内のようぼく・信者が、清掃ひのきしんやパンフレット配りなどを駅周辺で続けている。鈴木委員長は「教区青年会として、記念大会に向けた活動を盛り上げていきたい。大会まで残り2カ月。今後は、より多くの人が参加して、一層勇んでもらえるように働きかけていきたい」と話した。