天理時報2022年6月29日号3面
【教区月次祭後に神名流し – 福島教区】福島教区(平澤勇一教区長)は6月2日の教区月次祭後、教務支庁正門前で神名流しを実施。管内在住の教友30人が参加した。これは、教祖140年祭に向けて機運を高めるとともに、それぞれの心づくりを図る一助として企画されたもの。参加者たちは、コロナ禍やウクライナにおける紛争の一日も早い治まりを祈るとともに、人間は一れつ兄弟姉妹であるとの自覚のもと、世界中の人々が互いにたすけ合う陽気ぐらし世界の実現を願った。なお、来年からは市内での神名流し、再来年からは福島駅周辺の清掃活動を、併せて実施する予定だ。教区布教部長を務める生江一行さん(57歳・新河沼分教会長)は、「年祭に向けて、より多くの教友に声をかけ、活動の輪を広げていきたい」と話した。(福島・関本代表社友情報提供), 【同僚に劣等感。自分の性格に嫌気が差す – 人生相談】Q. 仕事ができるうえ、誰からも好かれる同僚に、内心、劣等感を抱いています。彼とはプライベートで遊ぶほど仲が良いのですが、自分と比較すると、苛立ちを抑えきれないことがあります。こんな自分の性格に嫌気が差しています。(20代男性)A. この相談文を読んだ多くの人が「自分もそんな気持ちになった経験があるなあ」と共感されていると思います。私も同じです。あなたの悩みが分かる皆さんと共に考えてみましょう。相談文にある「自分の性格に嫌気が差す」「苛立ちを抑えきれない」という言葉から、自分の気持ちをどうコントロールしていけばよいかが回答になるかと思います。神様は、私たち人間に心の自由をお許しくださいました。自由に使える心で陽気ぐらしができればよいのですが、なかなかうまくいきません。いまのあなたの心も、友人の良いところを評価できるのに、自分は劣等感に苛まれています。確かに社交的な人といると楽しいのですが、少し内向的な人の物静かな態度に惹かれる人もいます。ものの見方を変えると、新しい気づきがありますね。いま、あなたの苛立つ心を治めるのは自らの心でしかありません。教祖は、心の癖の直し方を「八つのほこり」に説き分けて教えてくださいました。「をしい、ほしい、にくい、かわい、うらみ、はらだち、よく、こうまん」。心のほこりは、神様の教えを箒として、おつとめやひのきしんをすることで払うことができます。気がつけば、友達も自分も大切に思える明るい心が湧いてきているでしょう。回答者:吉福多恵子(濃飛分教会前会長夫人), 【未来からの「てびき」- 視点】親里で「立教185年教会長夫妻特別講習会」が開催され、『みちのとも』に両統領のインタビューが掲載されるなど、教祖140年祭に向けての機運が徐々に高まりつつある。教祖年祭に向かっては「たすけの旬・たすかる旬」といわれるが、それは見方を変えると、自分を含め周囲に身上・事情を見せられることが少なくないということでもあろう。身上・事情に関して、お道では二つの観方があることに気づく。一つは、心の「ほこり」の結果と見る観方と、親神による慈愛の「てびき」とする観方である。このことについて、かつて高野友治・天理大学名誉教授は「『いんねん』か『てびき』かにまつわる問題」という論考で、次のように指摘している。「私は、天理教の教えは、『いんねん』よりも、『てびき』に主体があると、(中略)論じた。しかし因縁を否定するものではない。一つの事態が起こるということ、そのことの原因は、過去から押し上げてくる力と、未来から引っ張っている力の作用による。(中略)私のいいたいのは、その場合、過去からの力と、未来から引っ張っている力の比率である。私は、それを三分七分とみるのである。未来からの力が七分だというのである」(『教祖おおせには』)すなわち、身上・事情を「いんねん」とする考えは、過去に原因を求める観方であり、「てびき」とする考えは未来に力点を置く観方である。その割合は三分七分ほどで、陽気ぐらしをさせるための、未来からの「てびき」に重点があるのではないかというのである。この指摘は、とても大事だと思う。現れてきた身上・事情は、原因のほうからは「ほこり」であるが、それを現される親神様の思召からは、親心ゆえの「てびき」なのである。この思召を探り、求めるところに、信仰の有り難さと醍醐味があるといえよう。教祖の「ふしから芽が出る」とのお諭し、あるいは先人の「身上・事情は道の花」との言葉を忘れず、勇んで歩みを進めたい。(山澤), 【創立130周年記念祭 – 大垣大教会】大垣大教会(藤江正人会長・岐阜県大垣市)は5月24日、創立130周年記念祭を執り行った。同大教会では、3年前から記念祭に向けて「初代・先人・親々の信仰に立ち返り、自らの信仰を深める努力をしましょう」を活動方針に掲げ、感謝の心を培い、報恩の道を歩むことを目指して取り組んできた。当日は、感染症対策のうえから参拝者をおつとめ奉仕者に限って記念祭をつとめた。祭典では、大教会世話人の深谷善太郎本部員があいさつ。続いて、心をそろえて、陽気におつとめを勤めた。この後、藤江会長が記念祭を無事に迎えられたことへのお礼とともに、「初代の元一日に立ち返り、一歩でも近づく努力を重ね、教祖140年祭に向かって、素直な実行をもって一手一つにつとめさせていただきたい」と決意を述べた。(大垣大・髙橋社友), 【創立120周年記念祭 – 本島大教会】本島大教会(片山幹太会長・香川県丸亀市)は5月21日、創立120周年記念祭を執り行った。同大教会では、記念祭に向けて「一手一つ」を成人目標に掲げ、特に次代を担う人材の育成に力を注いできた。当日は、感染症対策を徹底したうえで記念祭を執行。部内教会長は各自の判断のもと、大教会で参拝した。祭典では、おつとめを勤めた後、真柱様のメッセージを、片山会長が代読。続くあいさつの中で、片山会長は「どのような節も、親神様が子供可愛いゆえ、お見せくださる親心だと教えられる。私たちは、教会設立の元一日に先人が誓った『親孝心』をあらためて心に治め、これからも一手一つに前進しよう」と呼びかけた。(本島大・向所社友)