天理時報2022年6月8日号2面
【おやのことば・おやのこころ(2022年6月8日)】ほこりさいすきやかはろた事ならばあとハめづらしたすけするぞや「おふでさき」三号98縁あって、生後1年になる小型犬を飼うことになりました。そのときは分からなかったのですが、実は妊娠しており、思いがけず犬の出産を目の当たりにすることになったのです。私たち家族に見守られ、無事に4匹の仔犬が生まれました。初めて子を産む親犬は、誰に教えられたわけでもなく、仔犬が包まれていた羊膜を一匹ずつ丁寧に剥がし、へその緒を嚙み切り、最後に出てきた胎盤まできれいに食べました。よどみない一連の動きに驚くとともに、これは魂に刻み込まれている生まれ持った本能なのだと、感嘆の声を上げました。犬の出産に感動するなか、私たち人間にも魂に刻み込まれている大切な本能があることを思い出しました。私たちは、互いに立て合いたすけ合い、周りの人々と共に喜び、共に楽しむ陽気ぐらしができるよう、親神様によって創られているとお聞かせいただきます。それなのに、いまだ頻発する戦争や紛争、傷つけ合い等々、陽気ぐらしには、ほど遠い現実が見られます。私たちは心の自由を許されるがわれゆえに、我さえ良くば今さえ良くばといった、わが身勝手な悪しき心づかいによって生来の澄んだ心を濁らせ、かくして陽気ぐらしから遠ざかるような姿を見せられているのです。一人ひとりが悪しき心を払い、御教え通りに歩むことができれば、澄んだ心がよみがえります。争うこともなくなり、親神様が望まれる陽気ぐらしに近づいていくことでしょう。(中田), 【7月期の修養科と各講習会などについて】6月期に引き続き、7月期も修養科生の受け入れを行います。また、6月27日開講の教人資格講習会と教会長資格検定講習会を実施するとともに、7月1日からの三日講習会Ⅱについても開催いたします。なお、修養科の志願者ならびに各講習会の受講を希望する方は、くれぐれも体調管理につとめていただきますようお願いいたします。立教185年6月1日天理教教会本部, 【「今できるおたすけ」の一助に――おたすけ勉強会 – 茨城教区】茨城教区(風見清教区長)は5月22日、第3回「おたすけ勉強会」を水戸市の教務支庁で開催。オンライン受講と合わせて、約40人が参加した。これは、昨年の『みちのとも』に掲載された中田善亮表統領のインタビュー記事の中で、これからの道の歩みを考えるうえでの眼目の一つに「たすけを求める人に向き合うおたすけ活動」が挙げられたことを受け、管内のようぼくが「今できるおたすけ」に取り組む一助として実施しているもの。当日は「地域での子育て支援――私達に出来る地域での子育てのおたすけがあります」をテーマに、天理教里親連盟委員の杉江健二氏(53歳・美張分教会長)が講演。「TFA式イライラしない子育て」の実習を交えつつ、日常の子供との接し方などを分かりやすく話した。参加者からは「子供たちが健やかに成長できるよう、まずは身近にいるお母さんたちに、この話を伝えたい」「こども食堂やフードパントリーなどを通じて、子育てに悩む方に寄り添える活動をしていきたい」など、今後の糧にしていきたいという声が寄せられた。(茨城・小松﨑代表社友情報提供), 【立教185年5月月次祭 – 初夏の日差しのもと】教会本部の5月月次祭は26日、中山大亮様祭主のもと、本部神殿で執り行われた。大亮様は祭文の中で、教祖をやしろとしてこの世の表にお現れになり、よろづいさいの元の真実を明かし、陽気ぐらしへとお導きくださる親神様のご慈愛に御礼申し上げたうえで、「私どもをはじめ教会長、ようぼく一同は、国の内外にお見せいただく事情を通して、子供の成人をお急き込みくださるをやの思いを深く思案し、まず自らが教えに基づく生き方を心がけ、世の人々に真にたすかる道の教えを伝え広めて、思召にお応えできるようつとめさせていただく決心でございます」と奏上された。この後、かぐら・てをどりが陽気に勤められた。心一つに「みかぐらうた」を唱和する参拝者たち(5月26日)晴天のもと、最高気温が28度まで上昇したこの日の親里。初夏の日差しが燦々と降り注ぐなか、参拝者は一心に「みかぐらうた」を唱和した。おつとめの後、松村登美和本部員が神殿講話に立った。松村本部員は冒頭、いま世界で起きている戦争という事情を治めていただくために、ようぼくは月々のおつとめをしっかり勤めることを心がけたいと強調。さらに、陽気ぐらしの世の中を目指す要件として「誠の心を持ち、成程の人に育つように努力すること」を挙げ、「おかきさげ」をもとに、「誠の心」と「成程の人」のありようについて話を進めた。その中で、成程といわれる姿は本来、誰に見てもらうものなのかと提起。「おさしづ」を引いたうえで、成程の姿とは、世間の人に評価されることを目指すのではなく、何ごとも親神様の教えを判断基準にする神一条の姿勢を親神様にご覧いただいて、ご守護を頂く道であると述べた。この後、『稿本天理教教祖伝』に示されたお屋敷に勤める者の心の置きどころや、教祖のひながたに言及。教祖のひながたの姿は、われわれにとって高い目標であるが、それを目指して少しでも成人しようと努力するところに信仰の値打ちがあるとして、「教祖のお通りくだされた道の千分の一でも辿らせてもらおうと思う気持ちが自分を育てるのだと思う」と話した。最後に松村本部員は、『みちのとも』立教185年6月号に掲載された、両統領インタビュー記事の内容を紹介したうえで、来る教祖140年祭への三年千日活動を有意義に通らせてもらえるよう、お互い心の準備を進めたいと呼びかけ、講話を締めくくった。