天理時報2022年3月23日号2面
これからの実をもってご守護を願い新型コロナ終息のお願いづとめ終了教会本部は1日、本部神殿でお願いづとめを勤めた。このお願いづとめは、新型コロナウイルス感染拡大の終息と罹患者の平癒をあらためて願うとともに、お互いの心を一つに合わせてご守護を願う意味を確認するもの。昨年4月から、毎月1日正午に本部神殿で勤められてきた。当日、感染拡大を防止する対策として殿内の参拝者を制限するとともに、南礼拝場前にパイプいすが設置された正午、中山大亮様は、中田善亮・表統領と共に神殿上段へ参進。大亮様が拍子木を、中田表統領が数取りを務めて、お願いづとめが勤められた。おつとめに先立ち、中田表統領があいさつを行った。中田表統領は冒頭、2月の新型コロナ終息のお願いづとめにおける宮森与一郎・内統領のあいさつに言及。コロナによって断ち切られた心のつながりを取り戻し、おたすけの行動を決心する時期が来ているとの話を踏まえ、「コロナの事情親神様は私たちに何をお仕込みくださるのか。私たちは、ようぼくとして次の段階へ歩みを進めながら思案を続けることも大切」と話した。そのうえで、今月をもって本部神殿での毎月のお願いづとめを終了する旨を発表。ワクチンや治療薬の開発、ウイルスの解明が進んだことにより、流行当初にあった全く未知なるウイルスへの恐怖や不安が軽減されていること、さらに、ようぼく個人や教会でもお願いをしている現状に鑑みて、「現在は私たちも、かなり落ち着いてきたと思う」と語った。この後、ただいまは4年後の教祖14年祭へ向けて心の準備を進めるときと強調。「教祖の年祭は、成人の歩みに拍車を掛ける旬であり、日々、間断なく頂戴するご守護に、感謝と報恩の実践、おたすけ、にをいがけ、ひのきしんに奔走するとき」だとして、次への歩みを促した。最後に中田表統領は、一昨年、昨年に比べれば、いまは十分な対処のうえで、さまざまな活動ができるようになったとして、「私たちのこれからの実をもって、コロナ終息のご守護を願い、この事情をお見せくださる親神様の思召を悟り、お応えさせていただくことで、さらなるご守護を願っていきたい」と話した。4月期の修養科と各講習会などについて3月期に引き続き、4月期も修養科生の受け入れを行います。また、3月27日開講の教人資格講習会と教会長資格検定講習会を実施するとともに、4月1日からの三日講習会Ⅲについても開催いたします。なお、修養科の志願者ならびに各講習会の受講を希望する方は、くれぐれも体調管理につとめていただきますようお願いいたします。立教185年3月9日天理教教会本部「基礎講座」(おやさと会場)平日予約制にネットの予約フォーム新設天理教基礎講座(おやさと会場)では、立教185年4月1日(金)から、平日(月~金)の講座受講が予約制となる。予約は、受講希望日の前日正午まで。電話(基礎講座事務局・TEL0743-63-1959)、もしくは基礎講座ホームページ上に新設された予約フォームから、予約を受け付ける。予約フォームでは、氏名・連絡先・予定人数などの必要情報を入力すると、簡単かつスムーズに講座受講を予約することができる。なお、土曜、日曜、祝日および本部月次祭前後(25日~27日)は予約なしでの受講が可能だが、基礎講座を所管する布教部庶務課では、準備の都合上、できるだけ電話・ネット予約を経て受講するよう呼びかけている。おやのこころおやのことば水を飲めば水の味がする。親神様が結構にお与え下されてある。『稿本天理教教祖伝』第三章「みちすがら」3月上旬、郊外にある姉の家を訪れた際、敷地の一角に群生している土筆が目に入りました。旬には少し早いのでしょうが、程よく成長した”物”を摘み取らせてもらいました。夕食の献立に加えられた土筆の卵とじは、独特のほろ苦さと卵の甘味がマッチしていて、わが家の食卓に春の彩りを添えてくれました。栽培方法の改良や海外からの輸入などで、いまや多くの食材が季節を問わず手に入る時代ですが、その分「初物」「旬」といった意識が薄れてきているともいわれます。近年は食育の一環として見直される向きもありますが、身近な食を通して四季の移り変わりが感じられるのは、本当にありがたいことです。あらゆる食材が親神様の旬のお与えであることは言うまでもありませんが、いくら目の前にご馳走が並べられても、自分の体調が整っていなければ、食材や料理の味を堪能できず、やがては食べごろを逃すことになります。昨今、新型コロナウイルスの自覚症状や後遺症の一つとして嗅覚や味覚の異常が取りざたされていますが、食べ物や飲み物を頂くときに、その物本来の香りや味がすることも決して当たり前ではなく、十全のご守護の賜物であることを忘れず、食前、食後の合掌に感謝の心を込めたいものです。春分を過ぎれば、いよいよ春本番です。天気の良い日に子供たちと季節の草花を探しに出かけてみましょう。(榊)