天理時報2022年2月9日号6面
ハートフルエピソードまんまる絵・なんばなつこ感謝の気持ちを素直に伝えお皿を洗ってくれてありがとう!我が家では毎日寝る前に一つずつ感謝の気持ちを伝えあうようにしているじゃあ次は僕の番だえっとね・・・仕事から帰った時に・・・笑顔で「おかえり」って出迎えてくれてありがとう・・!!そこに感謝してたの!!四コマ漫画のもとになった『天理時報』(立教180年12月10日号)は、右記QRコードから読むことができます。読者のひろば「たんのうせよ」のお言葉に浅井慎太郎(25歳・津市)昨年4月に結婚し、5月には妻のお腹に第一子を授けていただいた。新しい家族が増える期待に胸が膨らむ一方、妊娠初期の妻のつわりの症状はかなり重く、1ヵ月以上に及ぶ入院生活を余儀なくされた。その間、自分で水分を摂ることもままならず、何か食べてもすぐに吐いてしまう状態になった。病院で苦しみに耐え続けている妻の姿に心を痛め、「いつになったら落ち着いてくれるのだろうか」と、先の見えない不安に押しつぶされそうになった。そんななか、ふと『人間いきいき通信』(天理時報特別号)を手に取ると、「たんのうせよ、たんのうせよ。後々は結構なことやで」(『稿本天理教教祖伝逸話篇』2「結構や、結構や」)との教祖のお言葉が目に留まった。つらい出来事が続いても、たんのうの心で通れば、親神様が結構なご守護を必ずお見せくださると思い直し、現状に不足を感じていたことを反省した。以来、親神様にもたれる心で、仕事終わりに毎日、妻のもとへおさづけの取り次ぎに通った。その後、親神様のお働きのおかげで妻は徐々に回復し、無事に退院。小難を無難にご守護いただいたことを、親神様・教祖にお礼申し上げた。今年1月、妻は元気な女の子を出産した。これからも、親神様がお見せくださった親心を忘れることなく、陽気な心で通っていきたい。「いきいき通信』が大好きだった義母國井さえ(33歳・横浜市)現在、所属教会に夫婦で住み込ませていただき、ひのきしんやにをいがけに励む毎日を送っています。そんななか、毎月楽しみにしているのが、『人間いきいき通信』(天理時報特別号)が教会に届く日です。手元に届いた『いきいき通信』は、にをいがけに活用したり、丹精の一助として教会につながる方々へお渡ししています。未信仰の義母にも「いきいき通信』を読んでもらっています。初めは、にをいがけのつもりで一方的に手渡すだけでしたが、ありがたいことに、次第に『いきいき通信』の内容に興味を示してくれるようになったのです。ところが1年前、義母が末期のがんを患っており、余命わずかであることが発覚。すると義母は、私たち夫婦が住み込む教会で余生を過ごしたいと言ってくれました。教会で過ごすようになった義母は、変わらず『いきいき通信』を愛読していました。そしていつしか、何げない日常に対して感謝の言葉を口にすることが多くなり、紙面に書かれていることも実践するようになりました。親神様のご守護に精いっぱいもたれようとする義母。なんとかご守護を頂きたいと、私たち夫婦はおさづけの取り次ぎやひのきしんに尽くしました。そして半年前、義母は安らかに出直しました。未信仰だった義母と一緒に信仰について語らう仲にまでなれたのは、ひとえに「いきいき通信』のおかげです。これからも『いきいき通信』を活用して、にをいがけに励んでいきたいと思います。人هとل関関わる知恵カウンセリングエッセ金山元春天理大学教授本部直属淀分教会淀高知布教所長「思秋期」を知る小学校高学年から中学生くらいまでの時期は「思春期」と呼ばれます。この時期には身体が急速に大人らしく変化していきます。一方、心の変化は曖昧で、大人扱いしてほしいときもあれば、幼い子供のように甘えたいときもあり、本人も周囲も、そのギャップに揺れる時期です。しかし、それも一人の人間として心理的に自立していくために欠かせない心の作業なのです。こうした思春期の葛藤を経て、大人への階段を上り始めた青年は、いよいよ社会へ巣立ち、人生の盛りである”夏”へと向かいます。20代、30代は、仕事に家庭にと忙しくしながらも、心身ともに充実した日々を送ります。この年代は、新しい人間関係を築くことや仕事を覚えることなど、自分の外側へ心のエネルギーを向けるのが特徴です。これが40代、50代になると、若いころに比べて生活は安定し、落ち着いた毎日が続きます。それは幸せなことですが、ふとしたときに「自分の人生は、これで良かったのか….。いまとは違う生き方もあったのでは………」と虚しさを感じるようにもなります。心のエネルギーが自分の内側へ向かうことが増え、自らの人生を顧みざるを得なくなるのです。このような時期は「思秋期」と呼ばれます。思春期と比べると聞き慣れないかもしれませんが、子供が揺れていたり、反抗的であったりしても、思春期という言葉を知っていることで慌てずに構えていられるのと同じように、思秋期という言葉を知れば、この時期に生じる自分や他者の変化を「ああ、これが思秋期というものだな」と受けとめることができます。思秋期とは、心の揺れに戸惑いながらも、「残りの人生をどのように生きていくのか」と、自分自身を見つめ直す時期と位置づけることができます。こうした心の課題に取り組むことで人は成熟し、人生の深みを増していくのです。また、これは自らの老いと向き合う〝人生の冬〟に備えるための作業ともいえます。私も思秋期の年代です。が揺れるときもありますが、親神様・教祖のお導きを信じて、大切な人生をゆったりと歩んでいきたいと思います。絵・うえかな