天理時報2022年1月26日号3面
冬空に描く“水のアーチ、本部保安室「出初め式」保安室の自衛消防隊による恒例の「出初め式」が12日、本部中庭で行われ、消防掛員20人と境内掛員36人が出動した。午前9時すぎ、気温3度の寒空のもと演習開始。溌剌としたかけ声とともに、駆け足で各自の持ち場についた隊員たちは、きびきびした動きでホースを伸ばす。その後、合図とともに一斉に放水を開始した。式に向けて、昨年12月から放水演習に取り組んできた隊員たち。この日は、斜め上前方に水を放つ「基本」をはじめ、「交差」「噴霧」など次々と型を変えながら、親里の冬空に防火の誓いを込めて〝水のアーチ〟を描いた。最後は「直上」による一斉放水。約15メートルの水柱14本が本部中庭に立ち上がると、辺り一面に白い水煙が立ち込めた。終了後、あいさつに立った宮森与一郎・内統領は、現在の本部礼拝場は、教祖の年祭に向けて先人たちがぢばへ伏せ込んだ姿であるとして、「おぢばに伏せ込む姿を教祖にご覧いただける本部保安室、境内掛、消防掛であってほしい」と話した。なお、出初め式の様子は下記QRコードから視聴できる。視点ひながたの輝きと力強さ真柱様が年頭あいさつで教祖140年祭に言及されてから、初めての春季大祭を迎える。年祭に向けての三年千日は、いつも以上に集中して、教祖ひながたをたどる時旬である。近年「ひながた」に対して、暗いイメージを抱いている人が意外と多いことに気づく。確かに、教祖の道すがらは「やまさかやいばらぐろふもがけみちも」(おふでさき一号47)といわれるように、貧のどん底であったり、監獄への御苦労であったり、一見すると大変な道の連続である。しかし見落としてならないことは、その道中のお心である。一つ例を挙げると、教祖は「貧に落ち切れ」との親神様の仰せのままに、家財道具や家屋敷、田地に至るまでなくしてしまわれた。嘉永6年には、一家の大黒柱であった夫・善兵衛様が亡くなり、中山家の母屋をも手放され、文字通り「貧のどん底」に落ちきられた。その折、教祖は、この厳しい事態において、「これから、世界のふしんに掛る。祝うて下され」と、人夫たちに酒肴を振る舞われた。このような陽気な家毀ちは初めてやと、人々は言い合ったと伝えられている。「おさしづ」に「この道始め家の毀ち初めや。やれ目出度いくと言うて、酒肴を出して内に祝うた事を思てみよ。(中略)家の毀ち初めから、今日の日に成ったる程と、聞き分けてくれにゃなろまい」(明治33年10月31日)と諭される。いわゆる世俗的な支えがなくなった、この時を転機に、道は外へと展開し、次第に人々が寄り集い、今日の日になったのである。教祖はどんな中も、心明るく、いそいそとお通りくださった。いかなる状況でも心勇んで通れることを、教祖は身をもって教えてくださった。教祖お一人の誠真実から、この道は始まり、先人が教祖のお心をもって通られたからこそ、陽気ぐらしの真実の道は伸び広がってきたのである。こうした教祖のお心にこそ、ひながたの輝きと力強さがあ勇気を頂戴するのである。(山澤)陽気ぐらしのヒント人生相談第一子出産後、夫の態度が冷たいQ3年前に結婚したのですが、第一子を出産した後、夫婦生活が一切なくなり、夫の態度も冷たくなったように感じます。結婚前はとても優しかったので寂しいです。どうすれば元の関係に戻れるでしょうか。(30代女性)Aお子さんは可愛い盛りですね。幸せいっぱいの毎日のはずが………。つらい悩み事を聞いて胸が痛みます。さて、社会ではセックスレスの夫婦が増えているそうです。仕事が忙しい、時間がないからといった理由を聞くと、現代の世相を浮き彫りにしているように感じます。あなたのように「女性として見られていないのでは」と悩む人も多いですね。一番つらいのは、原因を本人から聞き出しにくいために、一人でどんどん悪いほうへ考えて関係が悪くなってしまうことです。ハードルは高いですが、ここはご主人と本音で話し合うことが大切だと思います。二人のことをよく知り、助言してくれるような方に同席してもらえれば、なお良いと思います。また、天理教の教会には、あなたのような悩みに寄り添い、解決へと導いている教会長さんがたくさんおられます。ぜひ頼ってみてください。親神様が天と地を象ってお造りくださった夫婦は、それぞれ役割があり、決して同じではありません。考え方も受け取り方も違う中で、お互いに相手のことを思いやり、陽気ぐらしを目指すのです。今回のことは、夫婦として歩みだしたばかりのあなたたちが、より良い人生を歩めるようにと与えられた機会と捉え、毎日の笑顔をあなたから咲かせてみてください。回答者吉福多恵子濃飛分教会前会長夫人身上・事情などに関する悩みをお寄せください。個人情報は厳守いたします。●〒632-8686天理郵便局私書箱30号天理時報「人生相談」係●ファクス=0743-62-0290Eメール[email protected]