天理時報2022年1月5日号7面
アイスホッケー×信仰xnote困難という「節」に直面したとき新たな芽が出ようとしている先が見えない状況というのは、どのように対応すればよいかを見失いがちになる。それでも自分が前を向き続けることが出来たのは、「いつか必ずこのトンネルを抜け出せる瞬間はある。その瞬間は100パーセント確実に訪れる。あとはそれが、明日の試合になるのか、来週の試合になるのか、一か月後の試合になるのかの違いだけ。」という考えを持ち続けることが出来たから司信仰は心の拠り所僕は、天理教を信仰しています(2021・25「僕と、信仰と、アイスホッケー」)note1回目の投稿「僕と、信仰と、アイスホッケー」では、自身の信仰について明らかにした。試合前のロッカールームで、片膝をついて祈りを捧げるチームメートがいる。海外生活では、日常の中に信仰が当たり前のようにあることから、天理教についても伝えたいと思った。祖母・竹林一枝さん(18歳・本房成分教会長)からの信仰で、小学生のころから本理世団本芝房鼓笛隊に入り、お道の教えに親しんできた。アイスホッケーの練習のため鼓笛練習に参加できないときも、母親と共に必ず教会へ参拝した。大学3年生のシーズンを終えた20年5月。帰国して谷澤会長に昨シーズンの報告をした際に、「成ってくる理を受け入れる、成らん理を喜びに変える」という話を聞いた。「上手くいかないことや思い通りにならないことに直面したとき、自分の取り組み方や物事への向き合い方一つで、喜びに変えられる――」2年時の挫折を経験した三浦さんにとって、新たな気づきを得る言葉だった。「文化や考え方の異なる人と出会う機会が多い海外での挑戦は、思い通りにならないことがたくさんある。そんな中でも、今この場所にいることの有り難さを感じられることや、どんな状況でも前を向き続けられることは、幼いころから会長さんをはじめ、本芝房につながる信者さん方に、お道の信仰の中で育ててもらったからこそ」僕にとって信仰とは、心のよりどころであり、このような心の居場所を持てることは本当にありがたい司、三浦さんのポジションは攻撃の花形FW。昨年11月から所属するNHL3部アイオワ・ハートランダーズでは、12月23日現在、144試合で6ゴール4アシストを記録するなど、チームの主力として活躍している。「海外へ渡って9年。いかに自分が恵まれた環境に身を置いているかを、ひしひしと感じる。夢を追うアスリートの一人として、自分が受けてきた恩恵を、次のチャレンジャーたちにも還元させたい。そんな使命感を胸に、noteで発信しながら、NHL入りを目指して挑戦を続けたい」文=加見理一■プロフィール1996年、東京都生まれ。母方の祖母からの信仰で3代目。父・孝之さん(54歳・本芝房分教会ようぼく)は、1998年に開催された長野オリンピックで日本代表にDFとして出場した元プロ選手。小・中学校では、地元のアイスホッケーチームに所属し、孝之さんが監督を務める早稲田実業高校へ進学。2年生のとき早実高を中退し、チェコのジュニアトップチーム「U20クラドノ」へ。現地での活躍が評価され、2016年ピョンチャンに行われた平昌オリンピック最終予選に日本代表選手として出場した。2017年からは、米国NCAAの「レイカーズ」で活躍した。昨年11月、ECHLの「アイオワ・ハートランダーズ」でプロのアイスホッケー選手としてのキャリアをスタートさせた。ⓒnoteとは自身の経験やノウハウを文章や画像、音声、動画で投稿できるサービス。プログラミングなどの技術が不要で、一般的なブログに比べて簡単に情報発信を始められる。無料で記事を公開できるほか、有料販売もでき、読者は記事を購入して投稿者を支援することも可能。QRコードから三浦さんのnoteをご覧いただけます©CaseyStonelowaHeartlanders