天理時報2021年10月6日号6面
ハートフルエピソードまん絵なんばまなっるこ娘が「ありがとう」と2歳になる娘は”ありがとう”を言えないたぶん私のせいどうぞっ私の場合、心からのありがとう”はおろかつい夫にきつい言葉を使ってしまうことも!あぁ…アリガトでもコレもやっといてって言ったよね?いーかげん覚えてよっまずは私自身が感謝を込めて伝えるようにしたところありがとう!!!ゴメンねーわざわざ大変だったでしょ最近、娘が少しずつありがとうと口にするように。四コマ漫画のもとになった『天理時報』(立教182年8月25日号)は、右記QRコードから読むことができます。昨年に続きネット配信「若き布教者の集い」10-26~若き弁士たちが自らの布教体験を熱く語る「若き布教者の集い」(主催=はえでの会、協賛=養徳社)は、今年もYouTube上に講演動画を公開する。この集いは、平成24年に発足した「はえでの会」が毎年実施しているもの。同会は、お道の布教師や「布教の家」の卒寮生のネットワークを構築し、布教師の育成の一端を担うことを目的としており、親里で毎年講演会を開き、布教師同士が励まし合い、勇ませ合う場を設けている。今年も昨年同様、10月から来年1月にかけて、毎月26日に弁士一人の講演をアップしていく。時間は約20分。それぞれがにをいがけに歩く中で感じた葛藤や、おたすけの喜びを赤裸々に語る。なお、今年は開催第10回の節目を迎えることから、これまでの集いの様子を振り返るCMを、講演動画に先んじて公開する。動画は、YouTubeで「はえでの会」と検索して見ることができる。読者ののひろば「みかぐらうた」を必死に唱えるなか武市満美(22歳・天理市)2年前、旅行へ行った帰りの出来事。予約していたバスが到着するまで時間があったので、私は駅のお土産コーナーで時間をつぶしていました。そのさなか、スマートフォンが突然故障したのです。かろうじてバスの出発時刻は覚えていたものの、乗るべきバスも、乗り場さえも分からなくなり、私はパニックに陥りました。そのとき、なぜか「みかぐらうた」が心に浮かんできたのです。これまでに経験したことのない不思議な感覚に驚きつつも、藁にもすがる思いで、心の中で必死に地歌を唱えました。そうするうちに、少しずつ冷静さを取り戻すことができました。出発時刻が迫るなか、一か八か、何台か停まっていた中の一台のバスの乗り場へ向かいました。確認したところ、なんと、それこそが私が予約していたバスだったのです。ほっと胸を撫で下ろして座席に腰かけたとき、親神様が導いてくださったように感じ、感謝の気持ちで胸がいっぱいになりました。天理へ無事に帰ってきた後、すぐに本部神殿へ足を運び、親神様にお礼を申し上げました。また、これまで学校やアルバイトを言い訳にして、あまり参拝していなかったことを反省しました。この出来事があってからというもの、できる限り本部神殿へ赴き、親神様にお礼を申し上げることを心がけています。残り半年の学生生活はもちろんですが、社会人になっても、日々のお礼を申し上げるという姿勢を変えることなく通りたいと思います。よろずの美の葉贅沢をしているような●作家澤田瞳子SawadaTokoよりにもよって私の誕生日の翌日、冷蔵庫が突如冷えなくなった。40代も半ばとなり、特に祝う気もなかったはずが、まるで自分へのプレゼントのように急いで新しい冷蔵庫を買う羽目となった。ただ冷蔵庫の到着までは最低2日かかる。その間を乗り切るべく、まずは氷を買い、溶け始めた冷凍庫の食材とともにクーラーボックスに詰める。収まりきらぬ分は実家の冷蔵庫に間借りする一方、それでも片づかない品は次々調理する――という騒ぎの中で非常にありがたかったのは、どこのコンビニでも売られている氷の存在だ。電気で動く冷蔵庫の販売が日本で開始したのは昭和5年。それ以前に食品を冷蔵保管したい場合は、庫内の氷で全体を冷蔵する「冷蔵機」が頼りで、冷蔵庫よりも廉価だったこともあり、昭和に入っても長らく用いられていたという。ならば冷蔵機を冷やす氷はと言えば、すでにペリー来航後の幕末には、「ベルリン氷」と呼ばれるアメリカ産の天然氷が、横浜をはじめとする各地に輸入されていた。ただアメリカ東岸からアフリカ南端の喜望峰経由で半年かけて届くこともあって、ビールケース大の氷が、現在でいえば30万から60万円もする高額商品。用途も医療用などの一部に限られていた。そんな中で国内産氷の販売に乗りだしたのが、横浜で牛乳や牛肉販売を行っていた中川嘉兵衛という男。ヘボン式ローマ字の考案者であるアメリカ人宣教師ヘボンなどから、医療や食品保存における氷の重要性を教えられた彼は、まずは富士山麓、その後、諏訪湖や日光から天然氷の運び出しに着手。たび重なる失敗の末、明治4年、函館・五稜郭の堀から切り出した氷「函館氷」の実用化に成功したという。もっとも函館氷が東京・横浜で評判を呼び、氷販売業者が増加すると、同時に粗悪な氷を売る悪徳業者も急増。そこで政府は法令を作り、販売店や卸売店は店頭に氷の産地表示をせねばならないと義務づけた。その時に用いられた看板や旗が現在、夏になると必ず一度は目にする「氷」の旗の始まりだという。なお我が家の新しい冷蔵庫は自動製氷機能が優秀なのが売りらし放っておくと始終がらがらと音を立てて新しい氷を作っている。なまじその直前、クーラーボックスの氷の溶け工合にひやひやする2日間を送っただけに、その音を聞くたびに何やら自分が贅沢をているような気分になりながら、私は新品冷蔵庫との日々をおずおずと始めている。