天理時報2021年8月1日号2面
日帰り態勢で連日出動リポート災救隊島根教区隊7月上旬、梅雨前線が停滞した影響で、豪雨の原因となる「線状降水帯」が発生し、各地で大雨による被害が続出した。静岡県熱海市では3日、大規模な土石流が発生。現在も警察や消防、自衛隊などが行方不明者の捜索を続けている。また山陰地方も、記録的な豪雨により局地的な被害に見舞われた。こうしたなか、天理教災害救援ひのきしん隊(=災救隊)島根教区隊(米原教昭隊長)は、16日から26日にかけて、島根県出雲市朝山地区などへ出動。河川の氾濫や土砂崩れによって汚泥が流入した民家1軒の復旧作業に尽力した。ここでは、島根教区隊の活動の様子をリポートする。島根県東部では7日、一日の降水量が300ミリを超える記録的豪雨が発生。松江市や出雲市では、土砂崩れや河川の氾濫により床上・床下浸水などの被害が相次いだ。さらに22日にも局地的な豪雨が発生。県内の住家被害は、2市で全壊4棟、3市1町で半壊・一部破損186棟、床上・床下浸水468棟を数えた。出雲市では13日、出雲市総合ボランティアセンターと同市社会福祉協議会、行政が共同で「出雲市災害ボランティアセンター」を設置。同市内の個人・団体にボランティア協力を呼びかけた。こうしたなか、島根教区隊も要請を受けると、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、宿営地を設けずに日帰り態勢で出動することを決めた。8日間で延べ120人活動初日の16日午前8時半、島根教務支庁を出発した隊員たちは、災害ボランティアセンターに集合したのち、作業現場となる朝山地区へ向かった。同地区は12日の豪雨により、各地で土砂崩れが起きたほか、一級河川の斐伊川水系の河川で越水が発生。民家数軒に汚泥が流入した。隊員たちは民家の住人にあいさつした後、二手に分かれ、敷地内と床下に流入した汚泥の撤去と家財道具の搬出に従事した。作業中の気温は30度。強い日差しが照りつけるなか、隊員たちは床下に堆積した土砂をスコップを使って土嚢に詰めていく。さらに、床下の骨組みに付着した泥をブラシできれいに取り除いた後、箒で地面を平らに整えた。17日午前中には、同町の民家で、浸水した床下の断熱材撤去に従事。午後からは同地区見々久町へ移動し、床下浸水の被害に遭った民家で汚泥撤去に汗を流した。米原隊長(60歳・昭根分教会長)は「ボランティアセンターとスムーズに連携が取れたことで、いち早く被災地に駆けつけることができた。今後も現場のニーズに応えつつ、被災した方々に安心してもらえるよう、こまやかな気配りを心がけたい」と話した。なお、島根教区隊は16日から23日までに延べ10人が出動。朝山地区などの民家1軒で汚泥撤去や家財道具の搬出、浸水した床下の断熱材撤去などに取り組んだ。搬出した土砂は土嚢2千袋分に上った。文=加見理一写真=中野理弘島根教区隊の隊員たちは、出雲市朝山地区などの民家へ出動。連日、復旧作業に力を尽くした出動の様子は、下記QRコードからご覧いただけます。合併号のお知らせ道友社8月15日号と22日号を合併し、8月22日号として発行いたします。8月15日号はお休みとなりますので、ご了承ください。第96回「天理教青年会総会」中止のお知らせ新型コロナウイルスの感染状況と社会の現状に鑑み、立教184年10月27日に予定していた「第96回天理教青年会総会」の開催を中止することに決定しました。分会、教区、また海外青年会の皆さまには、今回やむなく開催中止に至ったことについて、ご理解くださいますようお願い申し上げます。立教184年6月25日天理教青年会おやのこころおやのことばにち/\になんでもせかい一れつをいさめるもよふばかりするぞや「おふでさき」十号81朝露に濡れた青いアサガオの花々が夜明けの風にそよいでいます。夏の風流を気取り、蕾が花開く光景をひと目見ようと、今朝はいつもより早起きしたのですが、アサガオの目覚めの早さにはかなわなかったようです。この花を眺めていると、夏休みに毎朝、水やりをして、宿題の観察日記を付けた懐かしい思い出が蘇ります。何を書いたかまでは覚えていませんが、時間が経つと花の色が変わる特性を不思議に思いながら、楽しくスケッチした記憶が残っています。青い花が紫色に、紫の花が桃色に・・・・・・その色彩の変化は、まるで手品を見ているようで、大人になったいまでも心が浮き立ちます。夏の暑苦しさを一瞬忘れさせてくれる風情豊かなひと時です。「にちになんでもせかい一れつをいさめるもよふばかりするぞや」猛暑が続いていますが、ひとたび自然に目を向ければ、心華やぐ光景に出合います。夕立の後に架かる虹は、眺めているだけで幸せな気分になりますし、道端に綺麗な花が咲いていれば、すぐ誰かに教えたくなります。この「神の懐」には、いつどんなときも、勇みの種があふれているとつくづく感じます。夕暮れにアサガオを見ると、キュッと畳んだ傘のような蕾がいくつも付いていました。色鮮やかな花が咲くのが楽しみです。明日は日の出より早く起きて、あらためて明け方の風情を満喫したいと思います。(お)