天理時報2021年7月18日号3面
15年後の節目を目標に第256回定時集会中田表統領3期目の所信第256回「定時集会」(老沼康議長)は6月27日、3日間の日程で招集された。この集会では「令和2年度教庁一般会計歳入歳出決算」について審議・採決されたほか、「表統領の所信を問う」と題する代表質問などが行われた。27日午後、「表統領の所信を問う」と題して、橋本成人・副議長が代表質問を行った。3期目の所信について問われた中田善亮表統領は冒頭、新型コロナウイルスによる節は大きな転換期になるとして、「3期目という仕切りをもって、いま一度、現状を再確認し、気持を引き締めて、諸事に当たっていきたい」と抱負を語った。続いて、今後の活動の進め方や教勢の現状について話を進める中で、「15年後の教祖150年祭あるいは立教200年という大きな数字上の節目を、一つの目標、仕切りとして、それぞれに目標をしっかりと設定し、取り組まなければならない」と強調。5年後に迎える教祖140年祭は目標点であると同時に、その先の15年後へ向かう一里塚と考えて、教会には、自分たちが15年後にどんな姿になっているかを具体的かつ現実的に考えることを求めていきたいと述べた(写真)。さらに、近年の時代の変化を踏まえながら、いまの教えの実践の仕方が教祖の思召に沿っているのか再確認する必要があると指摘。現代社会に対応できるお道になっていけるよう、「改めるべきところは改める勇気を持って、いまの社会に生きる人たちに必要な活動が推進されるよう骨を折っていきたい」と話した。6代会長就任奉告祭本愛大本愛大教会(安藤吉人会長・名古屋市)は6月20日、6代会長就任奉告祭を執り行った。同大教会では昨年、活動目標を「喜びの旬おたすけの日々楽しみの道」と定め、教会長およびようぼくが、奉告祭へ向けて心づくりに励んできた。当日は、祭文奏上に続いて、大教会世話人の松村義司本部員が真柱様のメッセージを代読。この後、陽気におつとめが勤められ、参拝者は心一つにお歌を唱和した。おつとめの後、あいさつに立った安藤会長、は御礼を述べるとともに、「会長として、本愛につながる方々にご恩返しができるよう、つとめさせていただきたい。そして、世界をより良い方向へ変えていけるよう全力でつとめたい」と決意を語った。なお、この日は新型コロナウイルス感染症対策として、大教会での参拝者を役員・教会長夫妻などに限定。ようぼく・信者に対しては、記念祭の様子をインターネットを介してライブ配信した。(本愛大・板山社友)視点「雨乞いづとめ」余話『稿本天理教教祖伝』には、明治16年8月15日(陰暦7月13日)三島村の雨乞いづとめによるふしが記されている。実はこの日、三島村から南2キロほど離れた倉橋出屋鋪村も、教祖から雨乞いづとめのお許しを頂いていた。前日の14日、倉橋の心勇組講元・山田伊八郎は、大旱魃で村人が苦しむのを見かねて、お屋敷に帰り、教祖に雨乞いづとめを願い出た。教祖はお聞き届けくだされ、つとめられる方々の派遣の話も決まり、教祖から「三島の村方より雨乞いづとめの願出があるので、十五日に村方の御願い済み次第倉橋へ行ってあげよ」とのお言葉を頂いた。ところが翌15日、三島村の雨乞いづとめが発端となり、教祖をはじめ関係した方々も警察に拘引され、科料に処せられた。これにより、倉橋での雨乞いづとめは勤めることができなくなったので、16日、そのことを伝えるために高井猶吉先生が倉橋へ出向かれた。高井先生が忍阪領を過ぎて倉橋出屋鋪領へ入られるや否や、一天俄かにかき曇って大降雨となり、先生は村の入口に近い山本与平宅に駆け込まれたが、この間、約4丁(400メートル)ほどの間にずぶ濡れになったという。突然の大雨に村人等は狂喜した。(『山田伊八郎伝』参照)教祖の「倉橋へ行ってあげよ」とのお許しと、雨乞いづとめを勤めることができなくなったことを伝えに行かれた高井先生が倉橋に足を踏み入れただけで、大降雨をお見せくだされた不思議さを思い併せると、教祖の温かい親心とお言葉の理の尊さが、あらためて胸に迫る。「雨降るも神、降らぬのも神、皆、神の自由である」とのお言葉を胸に、「十六年の夏は、雨乞で大そう賑わった。取締りも厳しかったが、拘引されても説諭されても科料を取られても、しかも尚、人々の信仰は一層勇み立ち、一段と元気付く一方であった」と、教祖伝には記されている。陽気ぐらしのヒント人生相談婚活に行き詰まりを感じるQ数年前から婚活に励んでいます。お見合いをしたり、友人に女性を紹介してもらったりしましたが、なかなか自分に合う相手に巡り合えません。焦りを感じる一方で、婚活に行き詰まりを感じています。どうすれば気持ちを立て直せるでしょうか。(35歳男性)A自分に合う相手とは、具体的にどんな人でしょうか。性格や価値観をはじめ、外見、学歴、経済力など。また、言葉にならないフィーリングもあります。あなたにとって優先することは何かを意識していますか。結婚はゴールではなく、スタートです。どのような家庭を築きたいのか、二人でどんな人生を送りたいのか、夢を描きましょう。夫婦は二人で一つのもの。未熟な二人がたすけ合っ、て新しい家庭を築くのです。あなたの夢を理解し、苦楽を共にしてもよいというパートナーを得ることが大切です。しかし、いくらあなたが気に入っても、相手から気に入ってもらえないと成立しません。相手に求めるだけでなく、あなたが相手に与えられるものは何であるかも重要です。いずれにしても、一緒にいれば楽しくて幸せな人生になりそうだという期待感が必要です。そのためにも、あなたも何かで輝いていてほしいですね。日々の仕事に励み、身近な人たちと明るく交流するよう心がけましょう。結婚は縁〟と〝意志〟で結ばれます。自分に合う相手を探すのもよいですが、親神様からお与えいただく人を生涯のパートナーだと受けとめて、あなた自身が相手に合わせていくという覚悟ができれば、相応しい人の縁を与えてくださるに違いありません。回答者古市俊郎福之泉分教会長公認心理師身上・事情などに関する悩みをお寄せください。個人情報は厳守いたします。●〒632-8686天理郵便局私書箱30号天理時報「人生相談」係●ファクス=0743-62-0290Eメール[email protected]