天理時報2022年9月28日号2面
【感謝の心を胸に実動 -「道の学生ひのきしんDAY」】地域の観光地や公共施設などで道の学生が一斉にひのきしんに勤しむ恒例行事「道の学生ひのきしんDAY」(主催=天理教学生会)が9月19日、「ありがとうサンドウィッチ――感謝・ひのきしん・感謝」のスローガンのもと、全国各地で実施された。「道の学生ひのきしんDAY」は、学生たちの自主的な取り組みとして、56年前に「全国学生会ひのきしんデー」の名称でスタートしたもの。今年は新型コロナウイルスの感染状況に鑑み、各教区・支部の判断のもとに会場を設定。会場に集まることができない場合は、それぞれ自宅周辺で清掃活動を行うよう申し合わせた。当日は、大型の台風14号が西日本に上陸。ひのきしんの中止を余儀なくされた会場もあったが、各地の会員たちは海岸や高齢者施設、教務支庁などでひのきしんに励んだ。◇愛知教区学生会(山内智子委員長)は、七つのブロックに分かれて実動した。知多ブロックでは9月17日、地域のの観光スポットである常滑りんくうビーチでごみ拾いを行い、砂浜の美化に努めた。また、中部ブロックは9月19日、献血ひのきしんを実施。道の学生たちは日ごろの感謝を胸に、勇み心いっぱいにひのきしんに取り組んだ。, 【選りすぐりの40点この秋一般公開 「中国古典名品展」10/25~ – 天理図書館】この秋、天理図書館(安藤正治館長)は、開館92周年記念展「中国古典名品展」を天理参考館企画展示室で開催する。今展では、天理図書館が所蔵する中国の古典約10万冊の中から、国宝・重要文化財を含む選りすぐりの名品を展示。古写本や、宋・元・明・清時代の唐本などを時代ごとに並べ軌跡をたどる。国宝 南海寄帰内法伝奈良時代末期(8世紀)写国宝 劉夢得文集 宋版南宋時代紹興年間(1131‐62)刊中国の古典は、戦乱や禁書により、中国では伝存しないものが少なくない。そのような危機を乗り越え大切に伝えられてきた貴重な書物の数々を鑑賞できる。「名品展」は今年5月から6月にかけて、天理ギャラリー(東京天理ビル)を会場に開催され好評を得た。今回、その展示に国宝1点・重要文化財4点を含む10点を加えた40点の貴重書が展示される。◇会期は10月25日(火)から11月28日(月)まで(休館日は11月1、8、15、22日)。開館時間は午前9時30分~午後4時30分(入館は午後4時まで)。会場は天理参考館企画展示室。詳しくは天理図書館ホームページへ。, 【おやのことば・おやのこころ(2022年9月28日号)】せかいぢうみな一れつハすみきりてよふきづくめにくらす事なら「おふでさき」七号109芸術の秋を少し先取りして、8月末、天理教音楽研究会オーケストラの定期演奏会に出演しました。この日に向け、数年ぶりに担当するティンパニを練習しながら、大学時代を思い出しました。それは初めてプロの打楽器奏者からレッスンを受けたときのこと。先生の力強くも澄んだ音色に感動していると、発音の基本は「自由落下」にあると教わりました。つまりバチや腕が自らの重みで落下する力だけで十分にきれいな音が鳴るため、うまく脱力してそれを邪魔しないことが大切であり、あとは、わずかな力を加えるだけで多彩な音を表現できるというのです。実際にリラックスして、腕の重みを感じながら演奏した音はよく響きました。澄みきった音は自分の力で無理やり出すものではなく、重力という天然自然の力に従ってこそ出るものだと知り、信仰的にも感じるところがありました。その教えを振り返りつつ、なんとか本番には調子を取り戻して、管弦楽の音のやりとりを楽しむことができました。オーケストラの醍醐味は、お互いの演奏で勇ませ合いながら時間を進めていくことだと感じます。その後、わが家に新しい“声”がやってきました。いまはただ泣くことしかできませんが、これから兄・姉と三人でどのようなハーモニーを奏でてくれるでしょうか。それが澄んだ和音となるよう願いつつ、肩の力を抜いて、温かいをやの思いを感じていきたいと思います。(大塚)