天理時報特別号2021年9月号5面
2021年9月1日
「歌えますって」「歌てみなはれ」「歌ってええの?」とやりとりをするうちに、ジャーンと天理高校の校歌(『天理教青年会々歌』)のカラオケが流れてきました。仕方ないから僕も腹をくくって、(見よ空高く輝くひかり天理のみおやの導くところ・・・・・・と声高らかに歌ったのです。これが世に言う(?)「生放送校歌〝全力熱唱〟事件」です。放送直後、近畿2府4県はもちろん、四国、岡山の同級生や教会長さん、そして僕を知らないお道(天理教のこと)の人から、思いも寄らない反響を頂きました。「ものすごい勇気をもらった」「涙が止まらなかった」といったお便りもたくさん頂戴しました。ラジオの仕事でも、特定の宗教の話題にふれるのはタブーです。校歌を歌った後は「大丈夫やろか」との不安も、正直言ってありました。でも、それ以上に、「お世話になった方々に、ちょっとは恩返しができたかな」という気持ちでしたね。この一件から、僕は天理で過ごした青春時代のエピソードなど、バンバン話をさせていただくようになりました。高校時代は「信仰は自由だ」と言って、あれやこれやと反発していた人間でしたが、一昨年の母校の同窓会で、仲間からこう言われたんです。「おまえは学校で一番反発していたけれど、一番天理の名前を広めてくれた」生まれは大阪・大正区。中学・高校を天理で過ごし、教師めざして上京するも、役者になって大阪へ。芸能生活45年、多くの出会いに感謝を込めて、ラジオにテレビに舞台にと、今日も明日も全力投球!!