天理時報2022年10月19日号2面
【人とつながるための新しい手段の一つに – ひのきしんスクールシンポジウム「インターネットと布教」から】「ひのきしんスクール」(村田幸喜運営委員長)は先ごろ、シンポジウム「インターネットと布教――せめてこれだけはやっておきたい」をオンラインで実施した。これは、ホームページやSNSなどのインターネットを活用した布教の事例を紹介するとともに、初心者でも取り組みやすい具体的な方法を提案するもの。山澤広次氏(ひのきしんスクール事務局長)の司会のもと、浅田悟朗氏(本部准員)、倉橋真一氏(東王子分教会長)、吉福成人氏(本部直属濃飛分教会長)による座談会が行われた。冒頭、ホームページの活用方法について話が進められた。その中で、叔父が会長を務める教会のホームページを運営している浅田氏は、当初、企業などのホームページに運用の目的がはっきりしないものが少なくないことに気づいたとして、教会のホームページを通じて悩みを抱える人とつながりを持つことを目的に、教会名が検索エンジンの上位に表示されるよう工夫を凝らしたと説明。目的を明確にしたうえで、それを達成するための“導線”を意識することが大切と強調した。また、ホームページにどんな内容を掲載するべきかとの質問に対して、自教会のホームページを積極的に活用している倉橋氏は、未信者が閲覧することを想定し、教語は極力使わず、こども食堂などの活動や、教会内の雰囲気が伝わる写真を載せるようにしていると語った。この後、SNSのプロフィールの書き方や、投稿・コメントに際して気をつけるべきことに話が及んだ。現在、ツイッターを通じて悩み相談を受け付けている吉福氏は、自らが教会長であることを公表する場合、プロフィールに実名と顔を公にする利点に言及。その理由として、相手の信用を得やすいこととともに、自らの発言に責任を持つためでもあると持論を述べた。一方、浅田氏は投稿・コメントする際の心がけとして、SNSは相手の顔も声も分からないため、現実の人間関係よりも十分に気を使う必要があると指摘。二人でやりとりしているつもりでも、常に別のユーザーに見られていることを頭に入れておいたほうがよいと注意を促した。, 【おやのことば・おやのこころ(2022年10月19日号)】月日にハなにをだん/\ゆハれるとをもうてあろをさきのたのしみ「おふでさき」十号86清らかな青空が広がった秋の日、初席者の世話取りで、おぢばに帰らせていただきました。このたびお手引きを頂かれた女性は昨年、第一子を出産したばかり。結婚を機にお道の教えにふれ、家族でおぢば帰りを重ねる中で、自然と別席の話に関心を寄せるようになったそうです。別席者を授かると、教会を預かる身として一層気が引き締まります。もしかすると、「誓いの言葉」を申し上げた当の本人よりも、こちらのほうが緊張していたかもしれません。それでも別席の取り次ぎ中は、どんな感想を聞かせてくれるだろうかと、付き添った家族と共に、楽しみの心で待たせていただくことができました。「ちょっと難しかったです」彼女の感想は、とてもシンプルなものでした。この屈託のない率直な言葉を、むしろうれしく感じたのは、掲出のお言葉が脳裏にあったからかもしれません。親神様の仰せというのは、なかなかすぐには理解できないものですが、必ず先々で得心する場面をお与えいただくものです。その先の姿を楽しみに、成人の道を通らせていただくのが私たち信仰者です。「これから一緒に学ばせていただきましょう」と彼女に声をかけると、素敵な笑顔で返事をしてくれました。次の機会は晩秋の折節でしょうか。鮮やかに色づくイチョウの木々を眺めながら、一緒に別席場へ向かう日を楽しみにしたいと思います。(大西)