天理時報特別号2021年6月号8面 2021年6月1日 この記事を読むにはJavaScriptを有効にする必要があります。ブラウザの設定からJavaScriptを有効にしてください。 JavaScriptを有効にする方法を確認する yamanobenomichi_kokoronokei山の辺の道心の景神花ササユリの酵母で醸す味酒梅雨空のなか、山の辺の道を桜井市方面へ向かった。知人から大神神社のササユリが咲いたと聞いて、この目で見に行くことにしたのだ。この花は、同社のご神花として大切に育てられている。みわやまかつては、ご神体の三輪山をはじめ周辺一帯に咲き誇ったという。『古事記』には、すずひめの神代の時代、ここに住む媛蹈鞴五十鈴姫命が好んだ花としても登場する。この姫は初代天皇・神武の正妃となったという。ところが、咲く姿の可憐さゆえに乱獲され、気候の影響もあって絶滅状態に。その状況を憂えた地元有志の手で、30年近くかけて復活した。現在、境内に「ささゆり園」が設けられ、人気スポットになっている。さらに最近は、大神神社が酒造りの神様としても有名なことから、ササユリの花から分離抽出した酵母を使った日本酒造りが行われているそうだ。興味のある方は「山乃かみ酵母」で検索を。(J)撮影場所:桜井市三輪PhotobyHideharudoyusha_phototeam親里の四季の写真を発信しています。