天理時報2022年11月2日号5面
さらには、たすたす「人救けたら我が身救かる」と、ひたすらたすけ一条に歩む中に、いつしか心は澄み、明るく陽気に救われていくとお教え下された。ぢばを慕い親神様の思召に添いきる中に、必ず成程という日をお見せ頂ける。この五十年にわたるひながたこそ、ひとすじ陽気ぐらしへと進むただ一条の道である。今日、世の中には、他者への思いやりを欠いた自己主張や、刹那的行動があふれ、人々は、己が力を過信し、あんやみじ我が身思案に流れ、心の闇路をさまよっている。こころえちがひんぱつ親神様は、こうした人間の心得違いを知らせようと、身上や事情にしるしを見せられる。頻発する自然災えきびょう害や疫病の世界的流行も、すべては私たちに心の入れ替えを促される子供可愛い親心の現れであり、てびきである。一れつ兄弟姉妹の自覚に基づき、人々が互いに立て合いたすけ合う、陽気ぐらしの生き方が今こそ求められている。ふふぼくは、進んで教会に足を運び、日頃からひのきしんに励み、家庭や職場など身近なところから、心をいがけを心掛けよう。身上、事情で悩む人々には、親身に寄り添い、おつとめで治まりを願い、病む者にはおさづけを取り次ぎ、真にたすかる道があることを伝えよう。親神様は真実の心を受け取って、自由の御守護をお見せ下される。おやさませんじんけんめい教祖お一人から始まったこの道を、先人はひながたを心の頼りとして懸命に通り、私たちへとつないで下まつだいさった。その信仰を受け継ぎ、親から子、子から孫へと引き継いでいく一歩一歩の積み重ねが、末代へと続く道となるのである。この道にお引き寄せ頂く道の子一同が、教祖の年祭を成人の節目として、世界たすけの歩みを一手に力おごぞんめいおやさま強く推し進め、御存命でお働き下さる教祖にご安心頂き、お喜び頂きたい。立教百八十五年十月二十六日真柱中山善司