天理時報2022年12月7日号3面
【立教185年11月月次祭 – 晩秋の風吹くなか】教会本部の11月月次祭は26日、中山大亮様祭主のもと執り行われた。大亮様は祭文の中で、陽気づくめの世界へとお導きくださる親神様のご慈愛にお礼申し上げたうえで、「私どもをはじめ教会長、ようぼく一同は、わが身思案に頼って心の闇路をさまよい、身上、事情に悩み苦しむ世の人々に、元なるをやの思いを伝えて、真にたすかる道へと誘うべく、にをいがけ、おたすけに励み、教祖140年祭活動に向かい、着実な歩みを進めさせていただく決心でございます」と奏上された。週末と重なったこの日、各地から帰参した大勢の参拝者たちは、心一つに「みかぐらうた」を唱和した(11月26日)この後、かぐら・てをどりが陽気に勤められた。晩秋の冷たい風が神苑を吹きわたるなか、参拝者は心一つに「みかぐらうた」を唱和した。おつとめの後、神殿講話に立った増野正俊本部員は、たすけ一条の実践こそ私たちが目指す陽気ぐらしであるとして、来年に向けて、自分にできるおたすけは何かをしっかり思案し、心を定めて歩むよう呼びかけた。, 【台湾伝道庁長に松田純三氏 – 新任】11月26日のお運びで、台湾伝道庁(中華民国台北市)の16代庁長に松田純三氏(48歳)がお許しを頂いた。【松田氏略歴】昭和49年6月27日生まれ。平成19年本部青年。27年別席取次人。30年本部准員。就任奉告祭は令和5年2月19日。, 【創立130周年記念祭 – 山國大教会】山國大教会(山村宜彦会長・京都市)は10月29日、創立130周年記念祭を執り行った。「報恩感謝の実践」を成人目標に掲げ、記念祭までの3年間を、ようぼくの実動と次代の育成・丹精に、ひたすら取り組んできた。迎えた当日は、感染症対策のうえから参拝者を限定して勤めた。祭典では、山村会長が祭文を奏上。130年の間お連れ通りいただいたことへの御礼とともに、次なる一里塚へ向けての一層の成人を誓った。続いて、真柱様のメッセージを、大教会世話人の仲野芳行本部員が代読。この後、おつとめを陽気に勤めた。あいさつに立った山村会長は、真実の心寄せへの謝意とともに、「諭達第四号」および真柱様のメッセージを心に置いて、共に成人へ向けて進みたいと決意を述べた。(山國大・加地社友), 【創立130周年記念祭 – 社大教会】社大教会(小林靖広会長・兵庫県加東市)は10月30日、創立130周年記念祭を執り行った。当日は感染症対策を徹底し、おつとめ奉仕者、部内教会長、布教所長、各教会の有志参拝者で祭典を勤めた。祭典では、大教会世話人の山本忠治本部員が祝辞。その中で、真柱様の思いを伝え、先人からのバトンをしっかりと次代へ伝えていくよう求めた。あいさつに立った小林会長は、「この日に向けて掲げてきた『信仰の元一日に立ち返り、末代かけてご恩報じの道を歩もう』のスローガンを胸に、これからもしっかりと歩ませていただこう」と話した。(社大・大前社友), 【目の前のご守護を見つめる – 視点】国内最大手の信用調査会社である帝国データバンクが、新型コロナウイルス関連倒産数を発表している。11月29日午後4時現在、全国で4,577件が判明しているという。発生累計件数のグラフを見ると、2020年2月から今年11月までに、驚くほどの右肩上がりの直線になっている。業種別で最も多いのは飲食店だ。いまも苦しいやりくりを強いられていることが分かる。関係者のご心痛を慮りたい。2年前、飲食店を営む60代のご夫婦と話した。自治体から感染防止対策として営業自粛を強く要請され、アルコールを提供できない、午後6時に閉店しなければいけないなどの難しい状況が続いたが、筆者がご夫婦と話したのは、自粛要請が緩和され、午後10時以降も店を開けられるようになったころだった。「お客さんは戻ってきましたか?」と尋ねると、「まだ全然」との答え。「客足が戻らないのは大変ですね」と言うと、ご主人は「以前と比べるとマシだよ。4月は全然だったから。無いものねだりをして、ストレスを溜めてもいいことはない。それよりも、早い時間に常連さんが来てくれるようになったから、それがうれしい」と元気そうな声で話してくださった。その返答を聞いて、先ごろ発布された「諭達第四号」にも引用されている「水を飲めば水の味がする」のお話が胸に浮かんだ。「お母さん、もう、お米はありません」と話すこかん様に、教祖は「世界には、枕もとに食物を山ほど積んでも、食べるに食べられず、水も喉を越さんと言うて苦しんでいる人もある。そのことを思えば、わしらは結構や、水を飲めば水の味がする。親神様が結構にお与え下されてある」と諭され、励まされたと『稿本天理教教祖伝』にある。「水を飲めば水の味がする」は、いま目の前に頂戴している親神様のご守護を見つめる大切さを教えてくださっていると思う。陽気ぐらしにつながる重要な視点だ。いま悩みを抱えている人の心に寄り添いつつ、この教えを伝えていきたい。(松村登), 【勝手に財布を取り出す孫 – 人生相談】Q. 先日、小学6年生の孫が台所に置いてあった私の鞄から財布を取り出していました。以前にも鞄を開けていたことがあり、きつく注意したはずなのに、残念でなりません。今後のために、孫にどんな言葉をかけるべきでしょうか。(60代女性)A. 子供の問題行動は、子供が何かを手に入れたくても、何をすればいいか分からないときに起こるといわれています。そして、すべての行動には、その行動を引き起こすきっかけになる先行事象があります。たとえば、人は暑いと感じる先行事象が起これば、エアコンを入れたり、上着を脱いだりする行動をします。今回の場合、普段のお小遣いで買える以上の物が欲しくなるという先行事象があって、財布を取り出すという行動が起きていると見ることもできます。そんなときは許可なく人の財布を取り出すのではなく、何をすればいいのか、親が期待する適応行動を教え、練習することが大切です。今回のケースの適応行動として考えられるのは、お小遣いを前借りするなどの助けを求める、お小遣いを貯金すれば、いつごろ買えるようになるか計画を立てる、違う物で遊んで我慢する、などです。そして、それができたときには、たくさん褒めましょう。最後に、お孫さんがあなたの期待する行動が取れるように、自分にできる信仰実践を心がけることをお勧めします。先ごろ発布された「諭達第四号」の精神を治め、真柱様のご期待に応えられるよう、具体的な行動を何か一つでも定めて通らせていただきましょう。回答者:堀健一(家庭支援プログラムアドバイザー・晃栄理布教所長)