新春歌壇(1月5日号) – 植田珠實 選
あら玉の年を頂くよろこびに九十八歳さづけ取り次ぐ東京都 小松孝 卒寿越え会いし事なき初春の知らない私に逢える楽しみ伊勢原市 宇佐美正治 新春の改札口にあふれくる人みな家のぬくもりを曳き呉市 月原光政 ・・・
あら玉の年を頂くよろこびに九十八歳さづけ取り次ぐ東京都 小松孝 卒寿越え会いし事なき初春の知らない私に逢える楽しみ伊勢原市 宇佐美正治 新春の改札口にあふれくる人みな家のぬくもりを曳き呉市 月原光政 ・・・
締め切り12/6(月) 応募方法●歌壇か俳壇のいずれか一方をお選びのうえ、新年に関する短歌3首もしくは俳句3句までご応募ください。●住所、氏名(ふりがな)、年齢、電話番号を必ずお書き添えください。本名・・・
巣ごもりによきかと受けし神様の御用の白衣十着を縫う名古屋市 伊藤紘美 寂しきは野菜作りを止めしあと荒れた畑の草を取ること日立市 高岡とみえ 挨拶され思わずあくびで返すなんてはしたなかったマスクでよかっ・・・
哮えている口の形に見ゆるなり自粛の部屋に咲くアマリリス東村山市 加藤八重子 障害児支援事業所を手伝いて見守る吾が癒やされていく玉野市 藤原良用 コロナ禍で誰にも会えぬ日がすぎて一人淋しく膝をかかえる京・・・
餅肌の手指まわして「好き」「たのしい」曾孫は園で習いし手話する尾道市 福島 悦子 九十七歳「ありがタイ推進運動」励みつつ現役ようぼくさづけ取り次ぐ東京都 小松 孝 平凡な一日が過ぎありがたし優しき言葉・・・
・募集要項のお知らせ 本紙の紙面刷新に伴い、今年度から「時報歌壇・時報俳壇」もリニューアルします。 歌壇・俳壇ともに、掲載日程は、5月、8月、11月、翌年2月の年4回となります。俳壇については、5月は・・・