すべての婦人会員が心の成人への努力を – 婦人会第105回総会 中山はるえ婦人会長あいさつ
婦人会第105回総会は、開始直前の降雨により、急遽、北・東・西の礼拝場へ会場を移して実施された。式典の席上、あいさつに立った中山はるえ婦人会長は、道の婦人の役割に言及したうえで、教祖140年祭に向かって、すべての婦人会員が心の成人を目指して努力を重ねるよう求められた。
中山婦人会長は冒頭、2022年11月27日に開催した「第30回女子青年大会」の席上、真柱様のメッセージを聞かせていただいたことを踏まえ、「大会に参加できなかった女子青年にも真柱様のメッセージを伝え、年祭の意義を分かってもらえるよう努力を重ね、若い人たちみんなが年祭活動を勇んで通れるように心をかけて育てていただきたい」と強調。そのうえで、女子青年に限らず、会員、わが子はもちろん、信者さんや周りの方を育てる役割があるとして、「まず自分自身が育つ努力を重ねながら、育てる人と共に成人の歩みを進めていくことを常に心がけよう」と呼びかけられた。
また、陽気ぐらし世界を実現するためにお道の活動があり、教会も各会の活動も、すべてその一点に向かっているとして、「お道を信仰する者は、教会につながり、会活動を通して、陽気ぐらしの教えを身につけ、多くの人たちに伝え広めることができる人になる努力を」と求められた。
ひながたを目標に
教えの実践重ねて
続いて、「諭達第四号」と真柱様の年頭あいさつを引いたうえで、心の成人について話を進められた。
その中で「教祖のひながたを目標に、教えの実践を積み重ねた先に心の成人がある。心の成人とは、常に神一条の精神、態度で通れるようになることだと思う」と述べられた。
そして、「親神様は子供可愛い、たすけ一条の親心で、先の先までお見通しのうえで、一番いい道を通らせようと思召されている」と指摘。お道では身上・事情が節といわれるが、どんな苦しいこと、つらいことがあっても、子供を苦しめよう、困らせようと思われるはずはないとして、「親神様を信じて、節から芽を出すご守護を頂く努力をし、神一条の精神を培っていこう」と話された。
最後に中山婦人会長は、婦人会の成人目標と日々の実践項目を踏まえ、にをいがけ・おたすけの実行によって、親神様のご守護、教祖のお導きを感じさせていただけるとして、「その感動を、わが子や孫、身近な人が共に感じることができるように心がけることが大切」と明示。「この尊いをやの教えを、いまだ知らない多くの人に、自信と誇りをもって伝え広めることができるよう、自ら教えを求め、正しく学んで素直に実行しよう」と求められるとともに、「教祖140年祭に向かって、すべての婦人会員が心の成人を目指して努力を重ねてくださるよう」と、あいさつを締めくくられた。