子供の食物アレルギーに悩む妻 – 人生相談
Q. 2歳の次男には、軽度の食品(卵)アレルギーがあります。妻がアレルギー体質なので、遺伝したと自身を責めています。励まそうとしても、私はその体質ではないので説得力に欠けるようです。どう声をかけたらいいでしょうか。(30代男性)
A. 自身を責める奥さんを、なんとか励まそうとするあなたの真実、優しい気持ちが伝わってきます。
でも、心に届く話をするのは難しいですね。寄り添うつもりで声をかけても、時には逆効果になる場合さえあるでしょう。
たとえば「軽度でよかった」「治る可能性があると思う」「心配せずに食べられることは当たり前じゃないと分かった」と言っても、責任を感じている奥さんの心には、響かないかもしれません。
まずは、大変な苦労と工夫をして食事を作ってくれる奥さんを労い、お礼を言うことが大切だと思います。
遺伝という要因があるかもしれませんが、誰のせいというよりも、これは家族にお見せくださった「てびき」だと思います。家族が健康で仲良く幸せに暮らせるよう、「節から芽が出る」ように、より良い方向へ向かうきっかけをお与えくださっていると捉えてはいかがでしょう。
あなたがこの節を親神様のご守護、教祖のお導きと捉えて感謝し、きっと悪いようにはなさらないと信じてもたれることが大切だと思います。
その思いを実際の行動に表し、家族で教会へ参拝することも大切ですね。あなたの揺るぎない信仰で家族を守ってください。
回答者: 西村和久(一筋分教会長・「憩の家」事情部教師)