天理高第2部の卒業式後に持たれた最後のホームルームでは、お世話になった先生に花束が贈られた(2月23日)
卒業シーズン到来――。親里管内の各高校は先ごろ、人数制限などの感染症対策を講じたうえで卒業式を執り行った。
天理教校学園高校の第17回卒業式は2月22日、同校講堂で行われ、男子83人、女子91人が卒業した。
式典では、中田一校長が訓辞。「親神様のお導きをじかに感じられるこの教校学園高校で学んだことを励みに、誰もが仲良くたすけ合い、共に世界たすけの御用に歩ませていただこう」と話した。
また、天理高校第1部および第2部の令和3度卒業式は翌23日、それぞれ総合体育館で挙行された。卒業生は、第1部が男子230人、女子160人、第2部が男子47人、女子48人。
竹森博志校長は、第1部卒業生に対する式辞の中で、「教祖の教えを学び、節から芽を出す力を十分に備えてきたことに自信を持ち、新たな道を胸を張って歩んでほしい」とエールを送った。
進学や就職、道専務など、新たな道へ一歩を踏み出す計659人の卒業生は、おぢばで学んだ陽気ぐらしの教えを胸に門出した。