第15期読者モニターアンケート企画 – 第4回「ひのきしん」について
ようぼくが信仰生活を送るうえで感じる素朴な疑問や悩みについて、編集部が独自調査を実施。このコーナーでは、さまざまな疑問や身近な悩みについて、読者モニターたちが自身の体験や考えを交えながら共に解決への糸口を探していく。第4回は、「ひのきしん」に関する疑問・悩みについて“つながりTalk”を紙上紹介する。
Q. 3歳の息子の子育てをしています。息子には、自ら進んでひのきしんができるような人に育ってほしいと願っているのですが、子供にひのきしんの大切さを、どう伝えていけばいいでしょうか?(30代女性・主婦)
「今日も元気で有り難いね。だから一緒に親神様にお礼をしよう。これもひのきしんだよ。教祖も喜んでくださるよ」と、何からでも、小さなことでもいいので、日ごろから「ひのきしん」と口に出して、子供と一緒に行動することがポイントではないでしょうか。
川田真紀子(47歳・玉島ロスアンゼルス出張所長夫人・アメリカ)
3歳の孫が「火・水・風」のご守護を体感できるように、一緒に庭の植物に水やりをしています。また、その際に親神様のご守護について優しく伝えています。折にふれてご守護のありがたさを伝えることで、ご恩報じができる人へ成人してくれると信じています。
川島君子(77歳・龍分教会ようぼく・神奈川県横須賀市)
「夫婦そろうてひのきしん」「欲を忘れてひのきしん」と教えられます。お子さんの年齢に合わせて、ご家族の皆さんも共に楽しめるひのきしんをしてみてはどうでしょう。
島川ヒロ子(71歳・本愛岳分教会岳島布教所長・長野県小諸市)
つい口先だけで子供の行動を促してしまうのは、よくあることだと思います。しかし、私自身の経験から痛感しているのは、親と子が一緒に実動することの大切さです。親が楽しそうにひのきしんに励んでいれば、子供も関心を示してくれます。親が嫌々動いていたら、子供も「面倒だな」と思うかもしれません。喜んで実動する姿を見せることが大切だと思います。
小長谷啓太(45歳・華越一分教会ようぼく・名古屋市)
3歳の息子を連れて、『天理時報』の手配りをしています。子供にとっては散歩ですが、おぢばの声を届ける時報の手配りは、立派なひのきしん。子供から時報を受け取る教友は皆さん笑顔です。子供も褒めてもらい、うれしそうにしています。親子で時報の手配りひのきしんをやってみてはいかがでしょうか。
田中一慶(36歳・美濃福富分教会長後継者・岐阜市)
Q. ひのきしんは、かりものへの感謝の思いを行いに表すことと教えていただきますが、そんな思いになれないときがあります。どうしたら喜び勇んですることができるでしょうか?(20代男性・会社員)
自教会でひのきしんをする際、自分の気がついたところを進んで掃除することなどを心がけています。自発的にひのきしんをすると、達成感や充実感が大きいように思えます。たとえば「人さまに喜んでいただくために何ができるだろう」と、自ら考えて行動してみてはいかがでしょう。
山田澄江(59歳・本房日分教会教人・埼玉県桶川市)
ささやかですが、私は「一日一善」をひのきしんと考え、実践するようにしています。まずは微笑みを忘れず、喜んで身体を使わせてもらうことから始めましょう。さあ今日から、今から実行です。
山本良徳(79歳・袖山分教会ようぼく・横浜市)
ひのきしんに最初は気乗りしなくても、いざ動きだしてみると、親神様・教祖のご守護を自然と体感でき、心が勇んでくるものです。仲間と一緒にするのも喜べる方法の一つです。毎日のルーティンに、ひのきしんの時間を組み込むのも一つです。
山本健児(54歳・神加分教会ようぼく・神戸市)
初めてひのきしんをした日のことを思い出してみてください。なぜ、目が見えるのでしょう。なぜ、右手が動くのでしょう。なぜ、自然に呼吸ができるのでしょう。まずは「十全の守護」「かしもの・かりもの」のご守護に日々感謝する心が大切です。
小林利雄(62歳・同慶分教会教人・奈良県広陵町)
落ちているごみを一つ拾ってごみ箱に捨てたら、その分、自分の心のほこりも払えたと考えてみてはどうでしょう。小さなことからコツコツと。親神様は、その姿をきっとご覧になられていますよ。
伊藤正文(58歳・愛町分教会ようぼく・三重県鈴鹿市)
「自分にできるひのきしん」とは
『ひのきしん人生――ご恩報じの信仰群像』
さまざまなひのきしんを通じて地域社会に貢献する教友たちの姿を追った本紙連載の単行本化。登場する33人は、生かされている喜びを胸に、人のために始めた行いが、やがて大きな喜びとなったと口々に語る。「自分にできるひのきしん」を探すためのヒントとなる一冊だ。
WEBストア
https://doyusha.net/SHOP/9784807306121.html
信仰生活を送るうえで浮かんでくる素朴な疑問や悩みを募集しています。詳細は下記URLから。
https://forms.gle/GUwJWeg6wahCNsoR7
冬季五輪の名場面に感動
古川真由美(53歳・大野分教会教人・天理市)
中国・北京で開催された冬季オリンピック。日本代表の選手たちは合計18個のメダルを獲得し、私たちに多くの感動をもたらしてくれました。
私も可能な限りテレビ観戦して、いろいろな競技を応援し、選手と一緒に泣いたり笑ったり悔しがったりして、とても充実した時間を過ごしました。
さまざまなシーンを目にしましたが、特に心に残ったのが、結果(メダル)に関係なく記録や高度な技に挑戦する選手たちの姿と、そんな選手たちがお互いをリスペクトして称え合う姿です。いままで誰も成功させたことのない技を決めた選手に、国籍に関係なくライバルたちが駆け寄って抱き合って喜ぶ様子や、競技を長く牽引してきた“レジェンド選手”が、金メダルを獲得した若い選手を称賛する場面など、見ていて本当に清々しく、心から感動しました。自分もまた頑張ろうという気持ちを新たにしました。
身の周りで心が“ほっこり”したエピソードを募集しています。詳細は下記URLから。
https://forms.gle/iVUVcx5GrRrPiy677