親子で道を歩むようにと – 読者のひろば
栄奈三(39歳・大阪狭山市)
育児をしながら、保育士として働いています。昨年8月のある日、親神様の不思議なお計らいを感じる出来事がありました。
その日は私たち夫婦の仕事の都合で、出勤前に長男を、実家である教会で預かってもらっていました。
その勤務中に、一人の園児を抱き上げた際に、園児の腕に違和感を覚え、急いで保健医に診せました。すると、その園児が脱臼していたことが分かったのです。
痛がる園児がかわいそうで、応急処置の間、大事に至らないよう傍で祈り続けていました。
すると、手当てを受けた園児は、何ごともなかったかのように機嫌よく遊び始めたのです。そして、お迎えの時は元気に両親のもとへ帰っていきました。
退勤後、長男を迎えに行くと、その日は教会の子供たちと一緒におぢば帰りをしたそうで、とてもご機嫌な様子でした。「何時ごろに本部神殿で参拝したの?」と尋ねると、その時刻が、園児の腕の痛みが引くようにと、私が一心に祈っている、まさにその時でした。
場所は違えど、親子で同じ時刻に神様に祈っていたことに驚きました。そして、この不思議なタイミングの一致に、親神様の思召を感じずにはいられませんでした。
日常生活のどんな瞬間にも、親神様がご守護を下さっていることをあらためて実感するとともに、これからも、親子でしっかりと道を歩んでいく思いを新たにした出来事でした。