桜花爛漫 春の親里にぎわう
「おやさと桜MAP」好評
期間限定ライトアップも
別席場前のシダレザクラが、いま満開に――。3月中旬からサクラが次々と開花し、親里は桜花爛漫の景。教内外を問わず、多くの人々が連日訪れている。
既報の通り、道友社では「天理さくらウォーク」と銘打ち、親里のサクラの見ごろや観覧ルートなどを案内する「おやさと桜MAP」を作成。おやさと書店をはじめ、駅や市役所など市内各所で無料配布している。また、3月下旬に奈良県が天理市杣之内町でオープンした複合文化施設「なら歴史芸術文化村」にも常備。マップを手にした人々から好評を博している。
同施設の担当者は「イラストを用いて分かりやすく描かれてあるので、お客さんから『こういうのが欲しかった』と大変喜ばれている。マップの裏面にある『天理のさくらStory』も観光案内に活用している」と話す。
一方、新たな試みとして、3月24日から4月4日まで、別席場前のシダレザクラの夜間ライトアップが期間限定で行われた。SNS上では、幻想的なシダレザクラの写真や動画が多数投稿されており、反響を呼んでいる。
これに併せて、天理教ホームページのライブカメラでは、ライトアップ中のみライブ動画が公開された。
SNSきっかけに天理を訪れる人も
シダレザクラが見ごろを迎えた3月下旬には、多くの人たちが天理を訪れた。
インスタグラムに投稿されたサクラの写真を見て、友人二人を連れて生駒市から訪れた50代女性は「色鮮やかなサクラに心が温まった。初めて見る天理の壮大な建物の数々にも驚いた」と話していた。
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「天理さくらウォーク」のインスタグラムでは、投稿された写真や動画の「いいね」の数が計2,000件を超えた。なお、神苑周辺で撮影したサクラの写真に「#天理さくらウォーク」を付した投稿も募っている。
(3月30日記)
夜間ライトアップされた、シダレザクラの動画をご覧いただけます。
インスタグラムでは、天理のサクラの開花情報を随時更新しています。
https://instagram.com/tenrisakurawalk