習熟度別に学ぶ
受講者は、各コース・クラスで演奏や行進などの知識と技術を学んだ(3月25日、おやさとやかた東右第1棟で)
少年会本部(西田伊作委員長)の「鼓笛バンド指導者研修会」は3月25日と27日の2日間に分けて親里で開催され、鼓笛指導者ら134人が受講した。
新高校1年生以上が受講対象となる同研修会は、「鼓笛お供演奏」の曲目の習得や、縦の伝道に携わる育成会員の心構えを学ぶことを目的とするもの。受講者は種目別に分けられた八つのコース・クラスから一つを選択し、習熟度別に研修を受ける。
3月25日、開講あいさつに立った西田委員長は、鼓笛活動にはたすけ合いや一手一つの喜びなど、将来ようぼくに育つための基礎をつくる役割があると話した。
この後、受講者は各コース・クラスごとに設けられた会場へ。鼓笛コースの一つ、「マーチングクラス」の初級では、歩き方などの基本動作を学んだ後、パレードを想定した隊列の練習など、行進に必要な技術の習得に励んだ。
同クラスを受講した細谷茉理さん(15歳・興居島分教会所属・天理市)は「これからは自分が手本となって、学んだ知識や技術を皆が共有できるよう頑張りたい」と話した。