教友を誘ってごみ拾いしたら… – 読者のひろば
山田澄江(59歳・埼玉県桶川市)
私の所属する教会には、定期的に参拝するご婦人のAさんがいらっしゃいます。Aさんはいつも、「独り暮らしが寂しい」と口にしながら、良き友人の縁に恵まれるようにと、手を合わせています。
そんななか、先日、教会でつまらなさそうにしていたAさんの様子を見て「お願いするだけでは神様は聞いてくださらないから、一緒にごみ拾いに行きませんか」と誘ってみました。すると「えぇ! ごみ拾い?」と気の進まない様子。それでも繰り返し誘ってみると、重い腰を上げてくださいました。
二人で日常会話を楽しみながら、教会の周辺でゆっくり歩いてごみ拾いをしていると「きれいにしていただいて、ありがとうございます」と、ある家の敷地内で掃除をしていたAさんと同年代の女性が、声をかけてくださいました。
その出来事に、Aさんは少しうれしそうな表情を見せられたのです。「いいことをすると、いいことが返ってくるんですね」と帰り道に話しかけると、Aさんはニコッとしてうなずいていました。
実は私も、一人では人の目が気になって、なかなかごみ拾いができません。ごみ拾いを終えて、私自身もとても清々しい気持ちになり、Aさんへの感謝の気持ちが湧いてきました。
今後も身近な教友に声をかけて、日常生活の中で、積極的にひのきしんに励みたいと思います。