既報の通り、天理大ロシア学科(当時)出身の小野元裕さん(52歳・敷土分教会ようぼく)は、長年ウクライナとの文化交流事業を続けてきた。
3月下旬、「ウクライナ避難民を日本に迎える会」を新たに発足。これは、避難民の一時的な避難・救済を目的としたもの。渡航費や滞在中の生活費の支援、滞在先のホテルの客室やウクライナ語通訳を手配する。
小野さんは、企業などの支援を受けながら、ビザの申請やチケットの手配などの支援準備を進め、4月7日に初めてウクライナ人家族3人を受け入れ。避難期間は1〜3カ月を見込んでおり、100人程度の受け入れを検討しているという。今後、行政機関と連携しながら、日本での暮らしを充実させるための支援態勢づくりも目指していく。