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そのぢばハせかい一れつとこまても
これハにほんのこきよなるぞや
「おふでさき」十七号8
トケイソウ
7月8日から約2週間の日程で「天理大学夏期日本語講座」が開催されています。コロナ禍の影響で4年ぶりとなる同講座は33回目。天理大学の海外協定校で主に日本語を学ぶ学生を対象とし、今回は韓国、中国、台湾、タイ、フランス、スペイン、米国、メキシコの8カ国・地域の10大学・機関から、80人を超える受講生が参加しています。
国籍、宗教、言語、習慣などが異なる学生たちが、世界中から親里・ぢばに集まり、宿舎として受け入れに協力してくださった髙安詰所で集団生活を送っています。当初は食事、入浴などに違和感を覚える受講生が少なからずいましたが、日が経つにつれて慣れ親しみ、共通言語である日本語や英語を介しての国際交流が活発に行われています。
初日、受講生全員で本部神殿へ赴き、各言語で神殿案内が行われました。案内の間、神聖な場所と直感したようで、学生たちは真剣な面持ちで説明に耳を傾け、積極的に質問する姿が見られました。なかには後日、自ら神殿へ足を運んだり、背中に「天理教」と書かれたTシャツを購入して着用したりする受講生も見受けられます。以前には、神殿案内で教祖の温もりを強く感じ、お守りの下付を受けて帰国した受講生もいました。
将来、一人でも多くの受講生に、全人類の故郷である親里・ぢばに再び帰ってきたいと思ってもらえるよう、スタッフの一人として残りの期間を笑顔でつとめたいと思います。
(足立)