写真特集 晩秋の親里活気づく
立教186年も残り1カ月――。週末に重なった11月月次祭に合わせ、各教会からの大小の団参が実施され、多くのようぼく・信者が帰参した。前日の25日には、本部神殿で勤められた「お願いづとめ」に大勢の教友たちが参拝。また、別席を運ぶ人の姿が多く見られたほか、「おやさとひのきしん」に汗を流す姿も、そこかしこで見られた。そして、澄みわたる青空のもと、第97回「天理教青年会総会」が4年ぶりに中庭で開催され、若いようぼく・信者や家族連れなどで神苑周辺は活気づいた。ここでは、晩秋の親里の様子を写真で紹介する。
境内掛OBも加わって -「おやさとひのきしん」
親里では、ひのきしんを希望する団体・個人に対し、「おやさとひのきしん」の受け入れを実施している。
このほど、その一環として、保安室境内掛OBを対象とするひのきしんの受け入れが新たに始まった。これは、教祖140年祭に向け、おぢばに伏せ込む機会を持ちたいという境内掛OBの提案によるもの。毎月の本部月次祭と前日に、境内掛員と共に殿内保安や履物世話のひのきしんに当たる。
11月月次祭には6人の境内掛OBが参加。当日は大勢の教友が参拝するなか、境内掛の勤務者と共に、OBも履物の世話取りなどに努めた。
早田宏太郎さん(31歳・八尋殿分教会長後継者・和歌山市)は「ここのところ、仕事の忙しさから実動の機会を持てなかった。こうしたなか、帰参者を受け入れる境内掛のひのきしんを通じて、おぢばに伏せ込む機会を頂いて、ありがたいと思った。これからも自分にできる年祭活動として、時間を見つけては、伏せ込ませていただきたい」と話した。
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なお、境内掛OBを対象とするひのきしんの受け入れ日時は、毎月25日の午前9時から午後4時までと、26日の祭典執行30分前から祭典終了まで。ひのきしんを希望する境内掛OBは、保安室境内掛本所へ。
TEL:0743‐63‐2562