『謹写 おふでさき』刊行
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教祖140年祭に向け 親心を求めよう
道友社(諸井道隆社長)は4月18日から来年12月下旬にかけて、『謹写 おふでさき』(全11回)を刊行する。これは、教祖140年祭に向かう三年千日の旬に、ようぼくが成人の歩みを進める一助として、「おふでさき」を印刷した「見本紙」に、無地の和紙を重ねて墨書するもの(広告参照)
教史において、過去に原典の存在を公にできない時代があった。明治16年、お道に対する官憲の迫害・干渉が激しくなるなか、警察から「おふでさき」の提出を求められたお屋敷の人々は、燃やしてしまったことにして没収を免れ、以後、公には存在しないものとして扱われた。
やがて、昭和初期に原典が公刊され、全国の教会に下付されたものの、迫りくる戦時体制の煽りを受けて回収され、自由に原典に触れることができない状況が続いた。こうした中で、先人たちは原典をはじめ、教えを書き写して手元に置き、自らの信仰生活の指針としてきた。
このたび刊行する『謹写 おふでさき』は、「おふでさき」の謹写を通じて、親神様・教祖の親心を求めるとともに、こうした先人の足跡にも思いを馳せ、成人の歩みを進める一助とするもの。
今年4月18日から来年12月下旬にかけて、全11回の刊行を予定している。初回は第一号と第二号を発行する。セット内容は①見本紙1セット(現代仮名)②清書用和紙(無地)1セット③マス目入り下敷き ④手引書(謹写の仕方・和綴じ製本の仕方など)。
販売価格は2千750円(税込)。初回購入に限り、筆ペンが付属する。全11回を事前予約すると、通常販売価格3万1千460円のところ、特別価格の3万円で購入可能。
詳しくは、道友社編集出版課(tel0743-62-0877)まで。