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災救隊鳥取教区隊は、災害ボランティア講座で土嚢の作り方などを指導した(5月12日、倉吉市防災センターで)
災救隊鳥取教区隊(林原康男隊長)は2024年5月12日、倉吉市社会福祉協議会の要請を受け、倉吉市防災センターで開かれた「令和6年度災害ボランティア講座」に実践指導スタッフとして協力した。
同隊は平成28年に発生した鳥取県中部地震の際、特に被害の大きかった倉吉市で復旧活動に力を尽くした。このときの活動が評価され、このたび同講座への協力を要請された。
この講座は、災害ボランティアや災害時に現場を指揮するボランティアリーダーを育成することを目的に開かれているもの。今回は梅雨の時季に備え、水害をテーマに実施された。
当日は消防士や民生委員などが参加するなか、実践編の指導を同隊の隊員5人が担い、土嚢の作り方や発電機と排水ポンプの使い方など、水害発生時の対処法を実地にレクチャーした。
林原隊長(58歳・伯耆分教会長後継者・米子市)は「災害発生時に迅速に対応できるよう、私たちが持つ知識や技術を伝えさせていただいた。今後も行政との協力関係の強化に努め、地域に根差した活動を展開していきたい」と話している。
(鳥取・市川代表社友情報提供)