天理時報オンライン

自由な心を上手に使って成ってくることを喜ぼう


人間は、どんなことでも心で思うことができます。心は時間や空間を飛び越え、自由に思いを馳せることができます。しかし、当然のことながら、思ったことのすべてが、その通りになるわけではありません。

幸せになりたいと思っても、なれるとは限らないし、成功を願っても、失敗に終わることはよくあります。思うようにならないときに、人のせいにして恨むのも心なら、自分の努力が足りないからと反省するのも心。泣いても笑っても状況は変わりませんが、受けとめ方によって心を変えることはできるのです。

人間の親なる神様は、願い通りではなく、心通りに、ご守護くださると教えられます。しかも、早く陽気ぐらしができるようにと、時には優しく、時には厳しく、その人の心に応じてお導きくださるのです。

人生には都合の良いことも悪いこともあるから面白い。心は自由なのですから、自分の心を上手に使って、成ってくることを前向きに受けとめ、喜びの心で暮らしたいものです。