教えを胸に働く心構え学ぶ – ようぼく講習会
2024・10/16号を見る
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1泊2日コースの新テーマ
「教えに基づく生き方――はたらく」
教養室(松村義司室長)は9月15、16の両日、「ようぼく講習会」の1泊2日コースの新テーマ「教えに基づく生き方――はたらく」を第38母屋で実施、47人が受講した。
同講習会は、ようぼくがそれぞれの立場で、陽気ぐらし世界実現に向かって使命を果たすことができるよう、親里ぢばにおいて、をやの思召を学びながら、自らの役割を再確認し、今後の日常生活に生かそうとするもの。これまで、1日コースとして「教祖」「親神様の御守護と教えの実践」「おさづけは有難い」の三つのテーマと、1泊2日コースとして「教えに基づく生き方――ふしの受け止め方とたすかる信念」が開かれ、今回は1泊2日コースの新テーマのもと実施された。
初日は開講式の後、本部准員の深谷太清氏(本部直属やまとよふき分教会長)が「“働ける”喜びを知り、報恩感謝の心を原動力に」と題して登壇した。
深谷氏は、普段働く中で人同士が支え合うだけでなく、どのようなときも、親神様の「十全の守護」によってお支えくださっていると述べた。
また、自身の体験を話したうえで、「親神様のご守護は、ただ知っているだけでなく、ご守護を感じる努力によって実感することができる。親神様への感謝の心を、土地所で働くうえでの原動力にしてほしい」と話した。
翌16日午後には、班ごとに事前に話し合って内容を考えた「班タイム」の時間が持たれた。受講者は本部神殿参拝や記念建物の見学などを通じて、親里での時間を有意義に過ごした。
受講者の一人、小林悌助さん(41歳・國神分教会教人・兵庫県西宮市)は、職場の人間関係にストレスを感じていたとき、所属教会への参拝を始めたところ、不思議と心が安らいだ経験があるという。現在、ご恩報じの思いで本部神殿への参拝を週1回続けている。
小林さんは「講師の先生が私にも理解できる言葉でお道の教えを説明してくださったので、とても分かりやすかった」と話した。
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なお、10月6日には1日コースのテーマ「教祖」が開催され、55人が受講した。
下記URLから、講習会の開催日程や受講の様子を報じた動画が見られます。
https://www.tenrikyo.or.jp/yoboku-kosyukai/