教区保護司会の発足相次ぐ
2024・10/16号を見る
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地域の“ようぼく保護司”が連携し、スキルアップや人材育成などを目指す「教区保護司会」。先ごろ、愛知と広島の両教区で保護司会が発足し、教務支庁でそれぞれ発会式が開かれた。
互いに支え合う場を
愛知教区保護司会
愛知教区保護司会(森田和太郎委員長)の発会式は7月17日、名古屋市の教務支庁で行われ、約20人が参加した。
管内に多くのようぼく保護司を有する同教区。ようぼく保護司同士が活動を支え合う場を模索するなか、昨年、教区主事会で保護司会の発会が提案された。
当日は、西初晴・愛知教区長のあいさつに続いて、相談役を務める畑中正彦氏(瀬戸分教会長)が基調講演。保護司としての基本的な心得を述べたうえで、「天理教保護司連盟や他教区の保護司会と連携し、活動の輪をさらに広げていきたい」と話した。
森田委員長(62歳・愛眞分教会長・愛知県岡崎市)は「保護司の活動は、世界たすけの一翼を担う社会貢献の一つ。これからも教祖の教えを胸に、ようぼく保護司ならではのつとめに邁進したい」と語った。
(愛知・三浦代表社友情報提供)
地域のため力を尽くす
広島教区保護司会
広島教区保護司会(松本廣行会長)の発会式は9月1日、広島市の教務支庁で開かれ、約50人が集まった。
同教区で保護司会設立の話が持ち上がったのは数年前。その後、松本会長(62歳・沼隈分教会長・広島県福山市)が先輩保護司の助言のもと準備委員会を立ち上げ、教区主事会や広島保護観察所と協議を重ねて準備を進めた。
当日は、古賀正明・広島保護観察所長が「地域社会とともに歩む」をテーマに講演。続いて、ねりあいの時間が持たれた。
松本会長は「今後は、保護司会を通じて情報共有とともに談じ合いを重ね、互いのスキルアップを図りつつ、より良い地域づくりのために力を尽くしたい」と話した。
(広島・波多野代表社友情報提供)