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つらい出来事は 神様からの宿題


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「冬来りなば春遠からじ」

日本の古い格言かと思ったら、西洋の詩の一節でした。冬が来たら……、「寒いよね」「つらいよね」と続きそうですが、「春は遠くないよね」とつながる。一種の反転が見事です。

つらい出来事は避けて通れません。肩を落とし背中が丸くなり、まるで冬を過ごしているよう。でも、それは神様からの宿題のようなものでしょう。

子供が掛け算の九九を覚えるとき、まずは5の段や2の段から始めます。これを完璧に覚えたら、だんだん難しい段に進んでいきます。もう二度と5の段や2の段をやる必要はありません。

私たちがつらい目に遭うのは、一つずつ問題を解いていくようなもの。そのたびに力が付き成長しているのでしょう。神様は私たちの一番足りないものを、よくご存じです。クリアできた問題は二度と目の前に現れません。

次々に難問がやって来るように見えても、春は案外、近いのかもしれませんよ。

Cha


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