三年千日の旬にようぼくの実動を後押し – 「にをいがけドリル」
2025・6/11号を見る
【AI音声対象記事】
スタンダードプランで視聴できます。
布教部(土佐剛直部長)は5月26日午後、「にをいがけドリル」をおやさとやかた南右第2棟で実施した。これは、初めてにをいがけに出る人や、どのようににをいがけをすればいいのか分からない人向けに、具体的な学習プログラムを設け、にをいがけのヒントを提供するもの。この日は、村田幸喜・布教二課長が「にをいがけの大切さ、素晴らしさを学ぼう」をテーマに登壇し、41人が参加した。
「にをいがけドリル」は、布教意欲のあるようぼくの実動を後押しする“ワークショップ形式”のプログラムとして布教部が考案したもの。これまで、各地の教会や教区・支部で実施されてきた。
布教部では、教祖140年祭へ向かう三年千日の旬に、一人でも多くのようぼく・信者が、にをいがけを勇んで継続して行うことができるよう、年祭活動の初年に当たる立教186年から、親里での「にをいがけドリル」を開催しているほか、新たな取り組みとして、オンライン上でつながり合った全国の教友が一斉ににをいがけに歩く「にをいがけオンラインミーティング」も実施し、各地での布教実動をサポートしている。
今年度初回は「にをいがけドリル」の一環として、村田布教二課長が「にをいがけの大切さ、素晴らしさを学ぼう」をテーマに講演した。
“布教の渦”を巻き起こそう
村田課長は、「諭達第四号」において教祖のひながたの実践を促されていることにふれ、教祖が歩まれたひながたの前半は誰にも相手にされない中を通られたと述べたうえで、そのひながたをたどるのであれば、にをいがけで断られても、その中を教祖のようにいそいそと喜んで通らせてもらうことが大切だと強調した。
さらに、にをいがけ・おたすけの意義に言及。人に教えを伝えることはもちろんだが、親神様・教祖に対するご恩報じや自らの心を成人させる求道としての意義もあるとして、断られることばかりだとしても決して無駄と思わず、将来、芽生えをお見せいただくための種蒔きだと思って喜んで通らせてもらうことが肝心と話した。
最後に村田課長は、先人が教祖へのご恩返しとして、にをいがけ・おたすけに励んできたからこそいまの姿があるとして、「にをいがけに歩く人が一人でも増えるよう、ともどもに“布教の渦”を巻き起こそう。そして、教祖にご安心いただき、お喜びいただけるように、お道を通りたい」と述べて、講演を締めくくった。
その後、質疑応答が行われ、参加者からは熱心な質問が投げかけられた。
参加者の一人、酒本理さん(52歳・岡道弘分教会八日牟岐布教所長・天理市)は、過去2年間「にをいがけドリル」に参加している。酒本さんは「種蒔きだと思ってにをいがけに回ればいいというお話が印象に残った。結果を求めすぎるのではなく、過程を楽しみながら、自分にできることからにをいがけに励みたい」と話した。
◇
次回の「にをいがけドリル」は6月26日、「にをいがけオンラインミーティング」は6月16日にそれぞれ実施される。
にをいがけドリル開催日程
立教188年6月26日(木) 午後1時半~3時
にをいがけの不安を解消しよう
立教188年9月26日(金) 午後1時半~4時半
やってみよう路傍講演(実動)
立教188年11月26日(水) 午後1時半~4時半
行ってみよう戸別訪問(実動)
立教189年2月26日(木) 午後1時半~3時
先人に学ぶにをいがけ
※各回とも定員は20人
締め切りは開催日の1週間前
問い合わせ
TEL0743‐63‐2245(布教二課)
※午前9時から午後4時半まで
Eメール=[email protected]
申し込みは下記から入力フォームへ
https://fukyo.tenrikyo.or.jp/top/?page_id=23339
にをいがけオンラインミーティング開催日
立教188年6月16日(月)
立教188年7月11日(金)
立教188年8月6日(水)
立教188年9月4日(木)
立教188年9月13日(土)
時間:午前9時15分~11時半(各回共通)
※参加にはZoomが必須
各回とも定員は50人
申し込み期間は、開催1カ月前から3日前まで
問い合わせ
TEL0743‐63‐2243(布教一課)
※午前9時から午後4時半まで
詳細・申し込みは下記から
https://fukyo.tenrikyo.or.jp/top/?page_id=26562