8月上旬、前線を伴う低気圧が停滞した影響で、東日本の日本海側や東北地方に線状降水帯が発生し、豪雨による被害が相次いだ。
こうしたなか、天理教災害対策委員会(仲野芳行委員長)は8月27日、被害甚大な新潟県へ災害救援ひのきしん隊(=災救隊、橋本武長本部長)本部隊の派遣を決定。28日から31日にかけて、本部隊をはじめ新潟・埼玉・群馬・長野の4教区隊が出動した。
既報の通り、新潟教区隊(吉澤清人隊長)は6日から14日にかけて、関川村で初動の救援活動に着手。土砂や家財道具の搬出、床板はがしなどに従事した。
その後、新潟県災害ボランティア調整会議を通じて出動要請を受けた本部隊は、村上市と関川村のボランティアセンターが、近隣5県にボランティアの募集を拡大したこと、要請を受けた団体は都道府県を問わず出動可能になったことで、4教区隊を村上市、関川村へ派遣。ボランティアセンターの要請に応え、本格的な救援活動に尽力した。(災救隊リポート記事はこちら)
本部隊をはじめ新潟・埼玉・群馬・長野の4教区隊が駆けつけ、豪雨被災地の救援活動に尽力した